- 6 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:28:20 ID:k0Y/bfzB
- やる夫たちでなぞる神話シリーズその3
でっていうでなぞるアステカ神話「ケツァルコアトルの一生」
やる夫たちでなぞる神話シリーズ
誠でなぞる北欧神話「ロキの一生」
http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-entry-573.html
できる夫でなぞる北欧神話「シグルズの一生」
http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-entry-627.html
作品を載せてくださったBlog
やる夫短編集 地獄編
http://mukankei961.blog105.fc2.com/
Special Thanks
やる夫板の皆様
AA改変・作成スレッドの皆様
- 7 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:29:10 ID:k0Y/bfzB
- この話はアステカ神話を元に書かれています。
話をわかりやすくするために登場人物、詳細等は原文から削られる場合があります。
あくまで「学ぶ」じゃなくて「なぞる」だから、ディテールより話の流れを楽しんでね!!
面白く、またわかりやすくするため脚色、アレンジが含まれています。
ので、あくまで原作をベースとした創作として流れをお楽しみください。
一か所だけ性的なシーンが出てきますがご了承ください。
一応線で囲みました故、ご希望の方はそこを飛ばしてお読みください。
今回は主人公のキャラがやけにウザイですがご了承ください。
__,, , , , _ 、 ,,, ... ,, _ ..,_
ー=、 、ー-、`ヽ、、ヽ`!i' , ,i",r'",-'"=ミ
`ヽ`ヾ`、 ! ヽ ! l! i! !_i_/_<'"``
\ヽ`` _ノ `\ <
| ( ●)(●)
. | (__人__)
| ` ⌒´ノ、 __
. | r个 √`>‐.k } f゙)ヾ>
}l r ''"`ァ'゙ ,ノ、ム'^'ァ'゙
人.ヒ,ィ゙ ァ弌__,,>'´゙ヽ
い, `'<, ,r'^ ,ノ
. }⌒'‐\ ,、 ゙'くョr.''"´
い弌-、 \ }. ゝ-、
. `'ー' ゙'ー‐--‐'⌒''''''゙
- 8 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:30:12 ID:k0Y/bfzB
-
紳士、淑女の皆様、ご機嫌麗しゅうございます。
人は気まぐれ、と申しますがそれを言うなら神も同罪。
我々から見て大きな存在である神も、根本は同じなのかもしれません。
. ,r-.y- 、
. ,i'''''Y-- ,゙l,
,r''':::::::::゙ 、刈 r;.j゙:i
,i':::::~':'~':::::::::`- "''':::i
. l:::::::::::::::::::::::::::;.........::::゙ヾ
. i::::::::::::::::::::::::::{. ::::::::}
゙l、:::::::::::::::::;:::' ,.::':::,-''
. ゙-、---' ;:::ぃ''゙;ァ
` ̄''''i ゙;::゙l,;;;'-.ュ
l.. ;:::゙-、;;l,....、 ,... ,.,.、
l ゙;:::::::::::'''i, ゙l;;;;;;゙;i l-'''"::::j'
,l ;,::l::::::k:l l;;;;;;;;;l .l:::::::::::;'
. ,;''::a. r'::::x;,.:::::::゙、.ゞ::::'' ノ::::::::/
. i、t/\゙-z:' ゙ :,:':::゙---':::::::,r'
~ ゙-、 i:::::::::::::::i,,.-''
`'''七:マ:::::::::::i
. ,r÷,チ;;;;;;;;;;;;<
{;;;;;(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)
'''''ー─-=-''
今宵紹介しますは、中米メキシコ中央部に栄えた
アステカ族が崇拝したという古い神、Quetzalcoatl「ケツァルコアトル」。
古い町々で今だ崇拝される神の一生でございます。
- 9 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:32:01 ID:k0Y/bfzB
- 昔、三層で構成されている天上界で、創造神が四人の息子をもうけました。
長男が赤いテスカトリポカ、次男が黒いテスカトリポカ
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) 長男のテスカトリポカだろう
| ` ⌒´ノ 赤色的に考えて・・・・
.l^l^ln }
. ヽ L }
ゝ ノ ノ
/ / \
/ / \
. / / |ヽ、二⌒)、
,r‐/ ̄ ̄``ヽ、
_,/:.:.:| ヽ.__
_/:.:.:.:/  ̄\ l、\
|\ / :.:.::/. \ l、. ヽ /|
| `ー、_ l:.:.__/ ヽ | L___/ .l
.l  ̄ヽヽ _,..- ''´ ̄ ̄ ̄``ー-、] .l.
ヽ | \/ ,. -'''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 | ./
\ l /< l_,..-'''´ ̄ ̄``ヽ、| | ./
\__,.ノ' (/7 ) _,..-========┐」/
|:.:.\___`ー‐'´l:|/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |
/:.:.:.:.:.:.:.|: l:| {} |/ レ {} }|:./
/;ィ':.:.i.:.:.:|: .l:| _,,.. - 、-.,_ レ| 俺が次男の【黒い】テスカトリポカだぜ。
|:l |:.:.l.:.:.:||: l:| 、 l.| 俺が女と寝れるシーンはあるんだろうな?
|:l |:l l.:. :l.|: l:| _ ' !|
└┴┴''' ヽ、 \ / `t /〈
\ヽ、_/〉 { / / ::./〉
/:/::::|`ー‐' ヽ `_⌒ ィ ´ ゙‐‐‐'
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
- 11 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:34:40 ID:k0Y/bfzB
- 三男、ケツァルコアトル、そして四男のウィツィロポチトリです。
/ニYニヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i))) ケツァルコアトルっていうwwwww
/∠_| ,-)___(-,|_ゝ \ 主役ktkrっていうwwwww
( ___、 |-┬-| ,__ )
| `ー'´ /´
| /
/ ̄ ̄ ̄\
ノし ゙\, .,、,/"\
/ ⌒ (○)ヾ'(○) \
| ⌒゙(__人__)"⌒ | ・・・・・ちょっと待つお!!
\ `ヾ,┬、/` , / 何でやる夫が主役のケツァルコアトルじゃないんだお?
. /⌒/^ヽ、 )__( ,ィヽ、
/ ,ゞ ,ノ ゙⌒" , \
l / / ト >
ヾ_,/ |/ /
| |/←前回出番が無かった人(できる夫でなぞる北欧神話「シグルズの一生」参照)
- 12 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:36:25 ID:k0Y/bfzB
- 三男であるケツァルコアトルは羽根の生えた蛇、あるいは羽根の生えた杖の姿をしていたと言われていて
別名エヘカトル(大気)、ヨルクアット(響尾蛇)などと呼ばれております。
_ _
/ Y ヽ
/ ヽ 見た目の問題だっていうwwwwwwww
/ ノ Y ヽ / /ニYニヽ \ / \Y/ヽ
/( ゚ )( ゚ ) ヽ | /( ゚ )( ゚ )ヽ | / ( ゚ )( ゚ )ヽ
/::::⌒`´⌒:::: \/::::⌒`´⌒::::\/ ::::⌒`´⌒::::\
| ,-)___(-, | ,-)___(-,| ,-)___(-、|
( (´( \ |、 |-┬-| |、 |-┬-| .| |-┬-| | / )`) )
(,\\\\\ `ー'´ | `ー'´ | `ー'´ / ////ノ
\`´`( !、\\ | | //ノ )´`´/
゙i ゝ(, \\ .| | // ノゝ /
\__' ィ,,_、 | \ | | / | 、_,,ィ '__/
゙i_ / \__| |__/ \ _/
(ッ(ッ:: `゛''ィ.,_`゛''ィ. / \ _,.ィ''"´_,.ィ''"´ : ヾ)ヾ)
ミ,,(ッ(ッ./ /`゛'ィ.,/ \'"´_,.ィ'"´\ \ヾ)ヾ),,ミ
. ゙ミ,,(ッ(ッ::. /:: ,′ ヽ ::\ .::ヾ)ヾ),,ミ゙
゙ミ,,(ッ(ッ. :: (ヽ /) \.ヾ)ヾ),,ミ゙
゙ミ,,(ッ(<<</ 〉 〈 ヽ>>>)ヾ),,ミ゙
゛ミ,,(/ ー ノ ヽー' ヽ,,ミ"
゛ \ \ / /"
| |
\ /
\ /
/ |―――――| \
( ( ⌒ ( ⌒ ( ⌒ ) _⌒) ( ⌒_( ⌒ ) ⌒ ) ⌒ ) )
- 13 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:37:47 ID:k0Y/bfzB
-
/ ̄ ̄\
/ ─ ─\
/ (●) (●) \
| (__人__) | たまたま主役だからって良い気になるなお。
\ ` ⌒´ /
/ /ニYニヽ
/ /(:゚::)(::゚:)ヽ
/ /::::::⌒`´⌒::::\
i | (⌒ヽ-)__(- | ちょ、苦しいっていうwww
ヽ \_\ | |-┬-| _ノ
| \ (⌒/ ./ `ー'´/`i キュッ
| \__/ ̄ ̄ ̄ ノ、
| / ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
| | i i |
| | | | .|
- 14 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:38:33 ID:k0Y/bfzB
- さて、彼等が生まれてから600年ほど過ぎたころです。
ケツァルコアトルとウィツィロポチトリはまず太陽を作りました。
____
/ \
/ \ ,_\ ケツァルコアトル兄ちゃん・・・・・・
/ (●)゛ (●) \ ・・・・・何かこれ、微妙な出来じゃないかお?
| ∪ (__人__) |
/ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
/ ニYニヽ
/ (●)(●)ヽ
/ ⌒`´⌒\
/ ,-) (-、\ ・・・・・微妙に失敗ぽいっていう・・・・
| l __ l |
\ ` ⌒´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
- 15 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:39:32 ID:k0Y/bfzB
- もっともこの太陽、完全なものではなかったために、あまり明るくはありませんでした。
Λ
/ `、
|\ / __ `、. /|
__ | /´ ̄  ̄`ヽ、| ___
ヽ ̄`/´ ヽ ̄ /
ヽ./ `i/
/,! i \ \、 〆 /,! |\
/ | `、 ・\゛ "/・ / | \ Sunshine!!!!
\ ,i ` ̄ <  ̄´ |、 /
//ゝ ヽ二二二二フ /メ´i、
テ= / ヽ、 \ニニ/ / \ 〉=t、
(_ U'-‐'´| `>、___,.<´|`‐-U _)
 ̄ レ'//\ ,ヘヽ`|  ̄
// ヽ/ ヽヽ
_(三)、 ,(三)、
(o _ノ ゝ_ o)
- 17 : ◆t3yDl1/3hk :09/03/21 11:40:57 ID:z2c6yV3q
- 日本神話やインカ神話じゃ太陽神が最高神けど,アステカ神話は違うのか
- 16 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:40:19 ID:k0Y/bfzB
- その後もこの二人は様々な物を作りました。
彼らの作った一組の男女から人間が生まれ、暦を作り・・・・・
ト-、___
_,,-‐‐‐‐‐‐t-:、_ `‐、、_
__,,,-‐'´ .:. ,,:.:``‐、;:;:;ヽ_
,,,_____,,..、_,,,,,-‐‐‐-、、_,,-'´ ............:.:/: .:. ````ヽ、_セクシー
〈=__,,,,__,,,,,,,,,,,,..::::::::::... ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;ノ::. `‐、、
/ .._____.. .. . `````ヽ- '--‐‐'''''~~~'`::::ヽ:.:.:..... 、 ヽ、
ヒ;-'´ ````:‐:‐:-:-.:__,,、、、、、 ....:.:.:.:.:.:.`:.:.:.:,;,;,;,;.:.:.;,;...........ヽ、ヽT ◎ ヽ、
````‐--:-:‐:':´:`:`´:: :::``:..、_:.:.:.:.:.:.:.ヽ、__ ,-==,
````‐‐:-:-:-:-:‐"
そして水を作り、シパクトリという名の大きな魚をそこに住まわせました。
- 18 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:41:33 ID:k0Y/bfzB
- ここまで作り上げたところで、四兄弟が集まりました。
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
. /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : 」_: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V
\_! _ ' ! あのさー、ちょっと女っ気が足りないと思わないか。
ヽ / `t / これじゃあ俺様が口説く相手がいないじゃねぇか。
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::!
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| U ( ●)(●)
. | (__人__) ・・・口説き相手云々はともかく、
| ` ⌒´ノ まあ一人ぐらい女性の神がいても良いかもしれないな、
. | } 赤いテスカトリポカ的に考えて。
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| \
| |ヽ、二⌒)、
- 19 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:43:26 ID:k0Y/bfzB
-
____
/_ノ ' ヽ_\
/‐=・=‐ ‐=・=\ じゃあ折角だからツンデレ系の
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 美人のおにゃのこを作るお!!!
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
/ニYニヽ
/(。)(. ゚)ヽ
/::::⌒`´⌒::::\ そりゃあ名案だっていうwwwwwwww
| ,-)トェェェェイ(-、|
| l .|-┬-| l |
\ `ー-'´υ/
- 20 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:44:52 ID:k0Y/bfzB
- こうして作られたのが水の女神、チャルチウトリクエです。
正式な名前はチャルチウクエイエ(翡翠のスカートの女)だそうですが
チャルチウトリクエという名の方が一般的のようです。
//__, ィ―――、――、 \ヽ、
∠_/´7 : : : : ィ´ : : : : : : :ハ`ヽ、 \ \
/ : : / : : / : : // : : /: :! :ヽ :\ ヽ \
/: : //: : / : : /: :/: : : ノ: : |: : !ヽ: : ヽ ヽ ヽ
/: : : /: : /: :/: : /: : /: :i ∧: : :|: :ヽ! } /\ヽ
! i : : !: :/: :/: : /: : /ィ: : /: : ヽ: :!: : : ! Y_ ヽヽ
.!: :| : : !/、_/_/ _ィ//: : /∧: : : : !: : : : } | `ヽ、 ヽ!
! ハ: : |./> ̄/ ノ :入〈 !: : : : !: : : :! /! `ヽ!
|〉、ヽ ! ゙ミミ三、 // `〈__! : : /: : : :イ: :!
| 「ヽ!`ゝ::: ミ、、_ 〉へ : : :ノ :|: :|
| | ヽヽ :::: l ::: `゙゙=ミ/: :/:/ /: ! : ! 作ってくれてありがとうですぅ。
| | ヽ \ !ーァ ::: /:// /: : |: :| でもどうせならかっこいい旦那様も作れですぅ。
! .\ \ `´ ,イ⌒ア^〉 /| : : !: :!
/| }-、,-、__}>r-ァ´ ̄ / / /: :! : : |: :!
/: ! >-、_ 7―、`/ ノ /: : :! : : ヽ:|
/ : : / /\ /==Y〈`-"⌒ヽ< / : : : |: : : : :ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : :!: : : : : :ヽ: : ::ヽ
/: : /: : : : : : : : : !: : : : : !: : : !: : : !: : !: ',
|: ./: : : : :./: : : :∧: : : : :|\: :!: !: :!: : |: :|
|: !: : :!: : ::|: : : / ,レ: : :!:.ト、_ヽ|: !: :!: : |V
|.: !: : |: : ∧/斗く |: :.∧| `厂|: :|ヽ:|
<_:.!:rヘ : | ___ ィ |/ リ==テ !V V
<_ヘ 小! `¨ ¨ ´ ::::: |
入_ヘ. ::::: , 〉 .!
/::::::/ ヽ. r;2 / そんなこと言わずに俺と二人っきりで楽しもうぜ?
,. イ:::::::::| \. ヽフ / なんなら俺の兄弟入れて5Pでもいいけどさ。
/::::::/::::::::::::| ` 、 , ィ´:\
_, -‐<:::::::/::::::::::::::::| ∧::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::厶ィへ:::::::::|‐- 、_ !__∨:::::へ:::\_
::::::::::::::::::::::::!:::::::::\:|-、_ __/|/::::::::\!::\
::::::::::::::::::::::::!:::::::::/:|--、__  ̄ __,. -|::\::::::: !::::::::::\
::::::::::::::::::::::::!::::::〈:::::::|: : : : : ̄: : : : : :|::::::::〉:::::!::::::::::::/|
- 21 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:46:12 ID:k0Y/bfzB
- : : : : : : :/. : : : : :/. : : : : : : : __ / _ \ヽ/
: : : : : : !: : : : : /-―_  ̄-― ‐- `ヽ ヽ /ヽヽ
:. : : : : :l: : : : ∧ 「 `ヽヽ/. : : : : : ,
::. : : : : :!: : : :! ヽ! __ <´_ヾ -‐ ´ヽ!
:::. : : : : l: : : :! /.:::::::::::::::`ヽ ヽ |
:::::. : : : :l: : : l 〃_::::::::::::::::::∧ l i
::::::.: : : : l : : l K _`> 、.:::::::::l |ノ
::::::::. : : : ト、: :! ヾ.ハ!弋_ノ‐っ /
\::::::.. : : ! ヽ! \ ヾ三三三/
\ヽ、:::..: :ヽ ヽ、 ______ ギロッ
|l lヽ ヽ、::..: :ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!j !:::::\ ヽ、 ヽ、
/.:::::::::: `ー ≧ ・・・そのお粗末なものを引きちぎって欲しいですか?
!:::::::::::::. ト、
l| l::::::::::::::::.. |ヽ ヽ、
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
. /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : 」_: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ ( ( 、 ) ) {ハ/ V
\_! ) ) _ ' ( ( ! わかったよ・・・作ればいいんだろ・・・?
ヽ ( ( / `t ) ) / (この女、怖ぇぇぇぇ!!!)
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::!
- 22 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:47:01 ID:k0Y/bfzB
-
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ○)(○)
. | ( __人__ ) (怖っ)
| ( 丿
. | ` ⌒´ノ
. ヽ }
ヽ ノ
/ニYニヽ
/( ゚ )( ゚ )ヽ
/⌒)⌒)⌒)/::::⌒`´⌒::::\ /⌒)⌒)⌒)
/ / / / | ,-) (-, |(⌒)/ / / // (怖っ)
| :::::::::::(⌒)| l ヽ__ ノ l . | ゝ :::::::::::/
| ノ.| ` ⌒´ / / ) /
ヽ / / /
____
/ \
/ ─ ─\
/ (○) (○) \
| (__人__) | (怖っ)
/ |!!il|!|!l| /
|ェェェェ|
- 23 :名無しのやる夫さん :09/03/21 11:47:33 ID:09URmxwC
- やる夫が余計な事言うから……www
- 24 :名無しのやる夫さん :09/03/21 11:48:02 ID:LmBCpSto
- デレがないよw
- 25 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:48:40 ID:k0Y/bfzB
- こうして四兄弟は水の神トラロクと、水の女神チャルチウトリクエを作ったのでした。
__ ,.-¬- 、._
/ '´, 、 、 `ヽ、
r´ / l ヽ \ 、ヽ
/ / /l. l、 \ ヽ ', lヽ
/, l. / /´ヽ lヽ ヽ. ! ヽ. ト ヽ、
'´| V '__ヽ. ト\、_',| ',|
| l. ,| | __ \゙、ヽ.__ヽl. ト.|
lハlヘ|´ ` ヽ´ ``〉,^! | ! 作っていただいてありがとうございます。
l\l| | //ィ N 水の神トラロクです。
| ハ ヽ __ /ハ/ ` _
'′lハn\ `ニ´/! ! ,イ |
_,.-' /ヽ ` - ´ ,ハ\ | |ヽ
_, - ' / | ヽェ、 ' | ヽー、 _ | ト. ヽ
,.、-‐ ´ / | / 〉 | ヽ `⌒.l ヽ',ヽヽヽ
./.:/ .::::l:|.:.:. .:.:.:.:::::::::〃.:/.:::ト、::::.:.ヽ .:.:.::::::::Vヽ
/.:/ .:.:::::l:|.:.:. .:.:.::::::::://.:/.::::ハト、.:.:::::', .:.:.:::::::!.::.',
./.:/ .:.:.::::::i:|.:.:'"´ ̄`>' /.:/.:::/´ ̄`ヽ .:.:l .:.:.:::::!::::::',
l:::ハ .:.:.:::::::リ.:.:.:.:::::/ ノ.::/.:::/´ ¨` V:l .:.::::::j:::::::::
|::| ',.:.:.:::::.ヽ` `Y⌒㍉ /:/ ,. ィ'⌒Y77 リ .:.:.:::/l.:::::::::
|::| ト、.:.:::::::.ヽ_ 辷_ソ 辷_ソノ ./ .:.:::/ リ:::::::::: よ、よろしくですぅ・・・・・
ヽ! {i \.:.::::V///// i ///// /.:.::/ リ:::::::::::
{i _」 _ハー-- ` /;:イ リ.::::::::::::
{i 下 j} 1.:::ト、 r‐---っ ノノ_」 _ リ.:::::::::i::::
{i j}. \.:.:::>.、  ̄ ̄ ノノ 下 ,.イ|::::::::::|::::
{i j} ,.'´ ``ニニニ"´ノノ ,.イ:::i:l::::::::::|::::
{i jレ' -米‐ 「:に>介フノ_」_ ,..イ.:.:l::::l:l::::::::::|::::
\〈 ノノl::,.ィイ.:/ 下イ .i.::::|::::l:l::::::::::|::::
- 26 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:49:31 ID:k0Y/bfzB
- その後四兄弟は大魚シパクトリの体を使って大地を作りました。
_.. -― 、
/,,ィ===、、 \
メ、-'_ノヽ二>「 _
_ `丁'〇 ● ! lハ,/ノ じゃあさっそく大地を作るですぅ。
ヽ.> 、lヘ ''' △ ''' ハ. l' /ヽヽ
i ! \.l !> --<l_,l 「 ヽニ⊃ このキモい魚を使えば良いですよ。
l i l´l Hヽイハヽヘ Ll、|ヽ' '
⊂ニ!.ト┘!_'! l__〉 ` ヽ
` / /l><l ,ノ\. ヽ
. / /7ヽ/ヘ \._ |
l _./ / ヽ ヽ``丶、
_..!-'"/ \ / ヽ.._ `ヽ
< ,.イ `´ ヽ、`丶、 !
ト-、___
_,,-‐‐‐‐‐‐t-:、_ `‐、、_
__,,,-‐'´ .:. ,,:.:``‐、;:;:;ヽ_
,,,_____,,..、_,,,,,-‐‐‐-、、_,,-'´ ............:.:/: .:. ````ヽ、_ ガーンッ
〈=__,,,,__,,,,,,,,,,,,..::::::::::... ;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;ノ::. `‐、、
/ .._____.. .. . `````ヽ- '--‐‐'''''~~~'`::::ヽ:.:.:..... 、 ヽ、
ヒ;-'´ ````:‐:‐:-:-.:__,,、、、、、 ....:.:.:.:.:.:.`:.:.:.:,;,;,;,;.:.:.;,;...........ヽ、ヽT ◎ ヽ、
````‐--:-:‐:':´:`:`´:: :::``:..、_:.:.:.:.:.:.:.ヽ、_U ,-==,
````‐‐:-:-:-:-:‐"
・・・・皆様、我々はどうやら魚で出来た大地で生活しているらしいです。
ちなみに私個人としては鰻が好きなのですが、皆様はいかがでしょう?
- 27 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:51:07 ID:k0Y/bfzB
- さて、世界が創造されたのは良いのですが、いかんせん太陽の光が弱い。
そこで・・・・・・
/: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : _: : : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V じゃ、俺が太陽になって世界を支配してやるよwwwww
\_! _ ' !
ヽ Tニー‐‐‐,‐'' /
___,r| \ `二二´ /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´ (⌒)
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、 ノ ~.レ-r┐、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、 ノ__ | .| | |
こうして彼、黒のテスカトリポカは太陽となり、世界を676年間支配しました。
- 28 :名無しのやる夫さん :09/03/21 11:52:02 ID:09URmxwC
- >676年間
長いっちゃ長いが微妙wwww
- 32 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:55:38 ID:k0Y/bfzB
- >>28 52年で一周期だからこんな微妙な数字なのですよ。
- 29 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:52:15 ID:k0Y/bfzB
- ・・・・・・が、それが気に入らなかったケツァルコアトル、
持っていた杖でテスカトリポカを殴ります。
/ ノ Y ヽヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i)))
/∠_| ,-) (-,|_ゝ \ お前に支配させるなんてもったいないっていうwww
( __ l ヽ__ノ ,__ )
\ |r┬-| /´
| | | | |
| | | | .|
`ー'´
/\\;:;::;:;:;
,;'""\ /\ . \ \;::;:;
,' \/ \ \ .\:;;
. ___\ / \ .\ .\;:
,. -'´: : : : : :\/ \ \_\;:
. /: : : : : : : : : :/ \/;;;;;;;/
/: : : : : : :ヽ、/ ./;;;;;;;/
. /: : /:: : : / : : :-,,,,, 、/ーx,/
/: : /: : : 斗--、:|: : :ヽ /r'` \
|: : |: : : : : |: / \: :.!"l / \ \
|: : |: : : : /!/^ {} .| :/ ゙! ! / ./|\::: \ *杖です。Nice Boat!!
< : 」_: : / 〈 |/ ハ | /゙ヽ: :| \::: \
<:: |. 小{ _,,.. - | | レ: :.|ヽ:| \::: \
厶ヘ ハ 、 l, ||{ハ/ V \::: \
\_! _ ' l,__|| ! \:: \
ヽ / `t / \:: \
___,r| \ { / / \:: \
/:/::::| \ ヽ U_⌒ ィ ´ \:: \
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、 \:: \
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、 \:: \
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\ \:: \
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::!
- 30 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:53:41 ID:k0Y/bfzB
- するとテスカトリポカは虎に変身してしまいました。
,、‐'''''''''ヽ、
/:::::;;-‐-、:::ヽ _,,,,,,,_
l::::::l _,,、-‐"iiiiiilllllllllllliiiiiiiー-、__ゞ:::::::::::`ヽ,
ヽ::`/: : : : iiiiiilllll||llllliiiiii: : : : : : ヽイ~`ヽ:::::::i
. /;,..-‐、: : : : : l|l: : : : : : : : : : : : : \ ノ:::::}
/: /: : : : :`.: : : : : : : : :/´: `ヽ : : : : : :ヽ:::ノ
. !: : : :iflllli、: : : : :誠 : : : : : : : : :ヽ: : : : : :.!
|: : : :llllf l: : : : : : : : : : :.iflllli、: : : : : <iiii|
|: : : :|llll |: : : : : : : : : : .llllf l: : : : : : : : :.|
|: : : :.!lllll!: : : : : : : : : : : |llll |: : : : : : : : :i
/: : : : : ○ : : : !lllll!: : : : : : : : :.i
 ̄|: : :" ,,,,,,,,,,,,,|____ : : : : : : : :.<iii/ こう見えて僕肉食だよー♪
. /!.: |:::::/  ̄''''''''l ヽ: : : : :-─/─
ヽ ヽ/ ノ : : :ヽ/
\ \,,_ _,,,/ : :/\
`''‐、、__  ̄ ̄ __,,,,、-‐"
. //:::::/ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ノ::::/\
. / /:::::/ ` ̄ ̄ ̄/:::::/. \
彼は全てを食い殺し、世界は滅びてしまいました。
- 31 : ◆t3yDl1/3hk :09/03/21 11:54:13 ID:z2c6yV3q
- ちょw
- 35 :名無しのやる夫さん :09/03/21 11:56:59 ID:09URmxwC
- >>30がイミフすぐる
アステカパネェ
- 32 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:55:38 ID:k0Y/bfzB
- さて、こうして太陽の座を手に入れたケツァルコアトル。
この世界も676年間続きました。
/ニYニヽ +
/ (0)(0)ヽ
/ ⌒`´⌒ \
| ,-) (-、.| 俺を崇めろっていうwwww
+ | l ヽ__ ノ l |
\ ` ⌒´ /
>'1ミ二彡^ヽ、
/ 个 ー イ 彡ヽ
/ i ト/ミy@┬ ヘ +
/| ̄|ヘ / ,h /| ̄ |
+ 7|> ' /n `タ._k |
ゝ _ /彡イ `~ 、...,,_}
__ >彡 '_ゞ_ゝニゝ、_
< ミ三三彡彡へ r‐ァニ三彡ハ
〉ーニ二三彡彡1 l キニ三二-ヲ
f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒ハ
f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒ 〉
ゝ⌒X⌒ヽ~‐-<⌒⌒ メ⌒Y / ヘ
( \ \ 〉-‐rく ,.-く ノ
`丶 _ へ ハ ) / //
\\ で ー っ て い う ー う ー ♪ で ー っ て い う ー う ー ♪ //
\\ で ー っ て い う ー う ー 、 で っ て ー い う //
\\ で で で っ て ー い ー う ー ♪ //
,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、
, - (゚(゚ ))> , - (゚(゚ ))> , - (゚(゚ ))> , - (゚(゚ ))> , - (゚(゚ ))> , - (゚(゚ ))>
( '_,r'⌒゙i ( '_,r'⌒゙i ( '_,r'⌒゙i ( '_,r'⌒゙i ( '_,r'⌒゙i ( '_,r'⌒゙i
∠_ ,,ノ ∠_ ,,ノ ∠_ ,,ノ ∠_ ,,ノ ∠_ ,,ノ ∠_ ,,ノ
( ) ( ). ( ). ( ). ( ) ( )
,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、 ,、
兄を蹴落として太陽になるなんて、流石神様。
- 34 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:56:38 ID:k0Y/bfzB
- が、前回のことを根に持っているテスカトリポカに蹴り倒されたケツァルコアトル、
結局世界は滅びてしまいました。
/: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ -=o=-| :/ |:./ V: |.: : : | V
< : _: : : / |/ レ-=o=-|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V お前に世界を任せるくらいなら
\_! _ ' ! こんな世界滅んだ方がマシだ。
ヽ / `t /
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
/ノYヽヽ
/(0)(0):::ヽ
./ ⌒`´⌒ ::\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| )ノ(、_, )ヽ, (::::| < ちょ、酷いっていう。
|.l ,;‐=‐ヽ l :::| \___________
\ `ニニ´ ::::/
/`ー---―´\
- 36 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:57:23 ID:k0Y/bfzB
- ちなみにそのとき生き残っていた世界の住民は
猿になったと言われています。
,r;;;;ミミミミミミヽ,,_
,i':r" `ミ;;,
彡 ミ;;;i
彡 ,,,,,、 ,,,,、、 ミ;;;!
,ゞi" ̄ フ‐! ̄~~|-ゞ, ウキー
ヾi `ー‐'、 ,ゝ--、' 〉;r'
`,| / "ii" ヽ |ノ _.. ‐ァ=r‐''⌒゙二ニ二つ
't ←―→ )/イ _. -‐ '"´ l l r} } }l
ヽ、 _,/ λ、 __ . -‐ ' "´ l ヽ 、 ヽ_ノノ
_,,ノ|、  ̄//// \、´-‐ ' "´/`゙ ーァ'‐'"´ ヽ、`ーテヽJ
_.. -‐''フ|フヽr-‐ ''''フ. ̄「´ / / __.. -'-'"
. ‐ '7 く/|」-rへ. / l l / . -‐ '"´
- 37 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:58:39 ID:k0Y/bfzB
- さて、二度も滅んだ世界ですが、今度は水の神様、トラロクが支配しました。
ちなみにこの世界は364年しか続きませんでした。
理由はと言いますと・・・・・・・・
/ニYニヽ 巛ミ 彡ミ彡彡彡,,ノ彡彡彡)ミ~''")
/( ゚ )( ゚ )ヽ ,,从. (ヽノ巛/ヽヽ彡ミ彡彡)ミ彡彡)ミ彡)''"
/::::⌒`´⌒::::\ でっていうwwwwwwwwwwwwww人ノ゙ (((i ) 从 彡)ミ彡)ミ彡)'
| ,-)___(-、| ,,..、;;:~''"゙゙ . 人ノ゙ゝ\ミ彡,,)
| l |-┬-| l | ∧ ,,..、;;:~-:''"゙⌒゙ 巛'ヽ 从 ,__ミ彡"
\ `ー'´ // ̄ ヽ::::::゙:゙ ) 从 彡 ) `彡-' ),,゙,从.ノ巛ミ
i i⌒\__ノ ノ ``゙⌒`゙"''~-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡~''"
ヽヽ ヽ / / ゙⌒`゙"''~-、,, ,,彡⌒''~''"
)) )-─/ / "⌒''~"
// / // /
((__ノ // /
// ノ
|_|_/
. /::::::::/:::::::/::_::::::::::::::::::::',:::::::::\:::::::`::......_
, ':::::::::/:::::::::::::ハ厶:::::!::::::::'.::::::::::::ヽ::::ヽ ̄
∠イ::::::/:::::::::|::::厂 ',::ト、::::::ト、::::::::::::',:::::ハ
|::::/:::/:::::_L::l._ ';l ';::::l ヽ:::i::::::',:::::::.
厶'-:';.r|::::::|∨ `丶 ' '斗-‐';┼:::::|::|:::|
 ̄|::::{ |::::::|U'Tツト ';}ゥT'';|.::::::|∧:|
l∧ヽ|::::::| `¨´ i  ̄ ハ::::| :|
ヘ:',::N } |:::ハ: ! 勘弁してください・・・・・
_,.イヽ!ヘ ′ /l/ l;′
_,..- ´ ! | ',\ ──‐ , 'ヽ、
,. '´ |. | ヽ \ / | ` ._
/ | ! \ ` -イ .|. | `
機嫌が悪かったらしいケツァルコアトルが天から火を降らせ、世界を滅ぼしたからです。
- 38 :名無しのやる夫さん :09/03/21 11:59:36 ID:KVLtXTwT
- 神々パネェ
- 39 :名無しのやる夫さん :09/03/21 11:59:56 ID:09URmxwC
- 簡単に滅びすぎwww
- 40 : ◆t3yDl1/3hk :09/03/21 11:59:57 ID:z2c6yV3q
- 定期的に世界が滅ぶのってマヤ神話だけかと思ってた
まあ位置も時代もかなり近いからな。
- 46 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:06:14 ID:LmBCpSto
- 滅びまくりなのは、実際の天災(地震とか洪水とか)が神話に影響したのもあるんだろうな
- 41 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 11:59:59 ID:k0Y/bfzB
- そして最後にトラロクの妻である、チャルチウトリクエが世界を支配しました。
この世界は312年続きました。
/ rク , --=====ミ \
/ ィ7 ≠″ `¬\
,. ' 〃 / / \
,. rク / / ハ ヽ
\ \ jj / // / / / | ゛
\` 、ヽ {{ .′ / / / / ′ ハ
\/ V{{ | -/―--<. / イ / / |
/ ∧{ | |子=ミ< ̄ / / イ | |
/ / }} i| |├び ハ` / //ト | | |.//
, ′ }}. \ |` ー ′ / ァえメ、`| | |'/
/ {{ rf\ ヽ lじン〃ヘ/ | |′ 良い世界を作るですぅ・・・
/ /バ {{\ ′ ` / / / /
/ // {{ }} | \ ‘` ー 二 イ//
/ // 什jト′ ` _, r< |}} / }}
/ r―‐、i⌒ヽー ∨| _,ニヽ丨__ | |{{ ヾ!
/ |_し-.\〔_r┐ ∧∨_/介ー、\ r┐ヘ |{{ __}}
- 42 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:01:38 ID:k0Y/bfzB
- ところがあるとき大雨が降り、世界は大洪水で滅んでしまいました。
住民を救うためにチャルチウトリクエは人々を魚に変えました。
ゝ _{ 《 ー/: : : : : : //: : : : : : : : : : : : : : : :l: : : : : :',
' ∧ 《 /: : : : : : /': : : : /: : : : : :/: :/: : |: : : : : : ',
/ /: :ゝ《 ,: : : : : : /: : : :/: : : : : /: /: /: : /: :l: : : : : ',
/ /: : : : 《 l: : : : : : l: : /: : : : : /: /:/: : /: : l|: : : : : :l
l: /: : : : : :》ー:!: : : :-‐1:´: :_; :-‐≠: ///: : :∧: : l|: : : :l : |
l/: : : : : : :《 ∧: : : : : |三ー-/、/´ 〃::/ ハ: :l|: : : :l : |
/: r ⌒)\: 《 ハ.: : : : :!ヘヤテ云圷ミー /イ示テイ: :∨: : :/: :/ ・・・・せめて魚になって生き延びろですぅ。
'r=',イ { ヘ《 \: : |\とう斗′ 辷ぅ イ:l: :/: :/l/:/ 死んじまうよりはマシだと思うですぅ・・・・・
/f´/ l レ⌒ヌ《 ーi\\ 丶 ,! /、l:/://》 /'´
: }/ l r' ヘ》 |トヽ c- ァ ィ》 /イ ー《
: :| | { 《 | > 、 _,. <´j_ 《 》
: :| | レ⌒l《 |\ / ( / 》 《
__r======、_
/o :::::::::::::::::::ヽ、/|
> l7~~~~~~ / ̄
` ―--===-''"
/ヽ
/ 彡.
/ ゛~ へ、_,,_ ,.イ
/ ◎ ゝ メXXXxx><イ(
L /、ヘヘヘヘンノへミヘ
'` ~ V ~
- 43 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:02:48 ID:k0Y/bfzB
- その時黒いテスカトリポカは、人間の夫婦一組、タタとネネを保護していました。
/::::::::``:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::ヾ:::::\:::::::::',
/:::::::::::::::i:::::i!::::::::::::::::ヾ:::::,,∠,、_:::::\::::\:::::',
i::::::::::::::::!:::::i i:::::::::l::::::::イ\\\:::::::::\:::\::',
l:::::::i::::::::!::::i,,ゞ;::::::::i:::::::::l >≧r、\::::::ヾ\_::>
l::::::i!:::i::::l;/i ._,,\::::!、::::::l 辻ヾ〉 \:::ヾ)::::>
i:::::ハ::::|::::l:::i〈`(ヘ\! \:', ゞ-′ ラ∨/"´ 大丈夫か?
l:::i l:::|::::lヾ、 弋i;) ヽ \ ┌::ソノ ま、この黒いテスカトリポカ様に任せておけ。
∨ l::::l::::l:::\ " ヘ::::/
\|\!\ ′ ∨
ヾ ヾ 、 ー ´ , ゝ、
` 、 , ′ / \_
` ー < /´ /::::: ̄`ー-
_ノ´∧_∧ /::::::::::::::::::::::
:::::´ ̄/ /〈::ヾ∧ /:::::::::::::::::::::
:::::::/ / ノ::::〈 ヽ /::::::::::::::::::::
r'"""'、
r'''""i i ""'''、
, --i'""i'-, r''"‐-r‐''''''''''‐r-‐''ヽ,‐--、
r‐ヽ‐‐''‐-'、, i /" " "゛゛゛ヽ i-‐''"ヽ
r‐ 、 }-〈ノ┃ ┃'ヾ〉-- l ┃ ┃ l --〈 ヽ
l レl }o 、_, o{.i lo. 、_, .ol i l ありがとうございます!!
(ニニニニ) ´ ヽ _ ノ ヽ,,ノ ヽ __ ノ ゛ヽ /l l
l ム'ヽ-<,,___i___,,>.r'ヽ、 ,,i, , >"~~ ヽヾ. l
ヽ_)ヽ、,,,__,,ノ 〉、 """"/r -、 l ヽ l
l __l l (r、l"'' ‐---‐/ l l l l-‐''"
(  ̄ ̄ __l_,( / / / / ヽ く‐"-‐" /
 ̄| ̄~|~ 〉 l "'’/ ’"'''''‐‐` ‐‐‐ i´
/⌒'~~〈 .( ~~ ‐-i''‐ 、,,__ __,,,/
- 44 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:03:40 ID:k0Y/bfzB
-
/ l.
/ l
./ !
../ / .l |,
.| / l |.'-、 : |,
.! / l ! \ |
| /''''ー ..,, l. : i 、 .l, \、 |
| .、 . / / ,,――-、: !、| .!、 ! ,,..x....ミュ 、、 .,! ゙l,l 心配するな。
| / .! / : | .../ .i.,, ‐ : , ゙ |i ヽ. l : ,! ., ヽ. │ヽ ! : ゛ 民を守るのが神様の仕事だろ?
.! ! ! │ ! .!゛ . l / .\│ .″ .}.゙\ │ .l l
.l ./ │ !. :! i ",_'′ . ´ _; / .ヾ ヽ! .,‐ , ., |
. l │ l .`-、゙┘ `" , .'ンi .! レ゙
l/ l : |..l ,,r./ " : `ゝ゛
.ゝ ゙l、 :! .ヽ ' l"
.ヽ.| . \、 __,, ,,.:ヽ i.,,、
/ '''''‐ミ-、 / ! │ `゙"'''''''''''
r'"゙゙|′ .ヽ..,゙''-、 ._..-'" ! │`´゙^゙^''''''''''''''
/ ./ / l‐ .゙l, ゙"ー-ー'″ . ! : }
,/ ./ | | / l
- 45 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:05:34 ID:k0Y/bfzB
- しかしお腹の空いていた二人、実は元々人間が変身した姿だとは知らずに
火をおこして一匹の魚を焼いて食べようとします。
,...-⌒ `ヽ-、
i ,._ 、..._ ''_
,." ィ/!ヘ∧/レヾr、 `.,,
./ i ,q p ! ;
'; l l::! l::! .| :! この魚、美味しそうだね。
{ ヽ::: ゙ ー--‐ ゙ :::::/ j`
,<^\ ヽ、,. `-、._.. ..., .r^´ ,,_ノ _,._
./ ▽、\ \/ .`ー-、_ ,.ィー-∧ //▽ ̄ i
l▽ \ Y弋 ヽ r-.、--、 /`゙ォ´/ ▽l
/ヽ
/ 彡. ビチ
/ ゛~ へ、_,,_ ,.イ
/ ◎ ゝ メXXXxx><イ( Please don't eat me
L /、ヘヘヘヘンノへミヘ
'` ~ V ~ ビチ
- 47 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:06:47 ID:k0Y/bfzB
- これを見て怒った黒いテスカトリポカ、二人の首を刎ねてしまいました。
::::::/:::::::::::://:::::::::::::://::::::/::::/:::::i:::::::::i::::::::::::::::l:::::::::::|
/::::::::::::::::/::::::::::::::::/´:::::::::/::/::::::::::::l:::::::::l:::::::::::::::::!::::::::::l
::::::::/´i::/::::::::::::/::::::,,,、,/:::::::\,,∧:::::l::::::::,'::::::::::::::::ノ:::::::::;!
:::::/ ::::!/:://:::::::::/ /::::::::::/´ ∨/::::i:::::/::::::::::::::::/i:::::::::/
:::::`::::::/ ./::::::/ /::::/," ̄ゞ"メ:::::::!::/::::::::::::::::/ l:::::/
:::// /::/ // /;)/:::ヘ::/::::::ハ::::::/ l:::/
//'., ' , ∨ / 、/ソ/:::::/)ノ:::/ /::::/ i:/
/ ゝ /::/i //:::/ /:/ /
ヘ /´ ',///´
'、 犯した罪に相応しい罰を受けやがれ!!
__ _ゝ
、 ヽ、_ゝ / ´
;;', /` 、 , ′
;;;;', / `` 、 , "
;;;;;ヾi `´
;;;;;\\
;;;;;;;;;;;\\
;;;;;;;;;;;;;;∧ \
- 48 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:07:07 ID:09URmxwC
- あwwwっwwwさwwwりwww
- 49 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:07:30 ID:k0Y/bfzB
- 、 , '
〆
//
ノ /
/ i
,i |i
,' |i `〆
i| |i ゙i\
i| .|i ゙i (,
| .i、 i ゙i
ゝ i、 i| i,
' i| ゝ i| ',
.i| 丶 i| |i
.i| \. |i
.i| 丶 |i
.i| 丶 ゝ
i| \ゞ` '
i|、 `\ 、、, , '
/ゝ `丶`\ゞ
`, ' / \ ,. ミ\丶
, ' `;丶\丶 ,, ,., '
`゙ィ/ |i
, ,. ,. /` ,.|i
゙ィ/`, ' ` ゝ
` , ' /ミ ., /
, ' ` ,. , ' /, ' ;`
, ' /
/
- 50 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:08:00 ID:k0Y/bfzB
- そしてその首をお尻にくっつけ、犬を造ったのだと言われています。
犬好きの皆様、ごめんなさい。まぁ、私個人は猫派なのですが。
/⌒\
,..--‐‐‐‐‐‐‐‐-/ \
/::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;; / /⌒\::: \
|::::::::::/ 《 /ヽヽ \:: :\
.|::::::::::ヽ ....... 《/ |:| \::: |
|::::::::/ )┃(. .||
,-'"ヽ i⌒ヽ;;|. -=・=‐ .‐・=-.|
/ i、 |.( 'ー-‐' ヽ. ー' | _/\/\/\/|_
{ ノ "'ゝヽヽ. /(_,、_,)ヽ | \ /
/ "._|. / ┃__ .| < ワンワン!! >
/ |ヽ ノエェェエ> | / \
i ヽ ー--‐ /  ̄|/\/\/\/ ̄
/ \ ___/
i' /、 ,i
い _/ `-、.,, 、_ i
/' / _/ \`i " /゙ ./
(,,/ , ' _,,-'" i ヾi__,,,...--t'" ,|
,/ / \ ヽ、 i |
(、,,/ 〉、 、,} | .i
`` ` ! 、、\
!、_n_,〉>
- 51 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:08:47 ID:LmBCpSto
- >>50
こんな犬のいる世界は滅ぼしてしまえw
- 52 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:09:11 ID:KVLtXTwT
- wwwwww
- 54 : ◆t3yDl1/3hk :09/03/21 12:09:52 ID:z2c6yV3q
- また人類滅んだか
- 53 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:09:43 ID:k0Y/bfzB
- こうして滅んでしまった天地。
このままにしておくわけにはいかないため、四人の兄弟は他の四神の力を借り、
大地を四つにわけました。
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) いいか?「せーのーれ!!」で持ち上げるんだぞ?
| ` ⌒´ノ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| \
| |ヽ、二⌒)、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
. /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : 」_: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V そこは「せーのっ!!」の方が良くないか?
\_! _ ' !
ヽ / `t /
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
- 55 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:10:36 ID:k0Y/bfzB
- そして全員でいっせいに崩れ落ちていた天を持ち上げました。
._ _ _
(ヽl_l_ll_l,l
ヽ r
│ |
|/ ̄ ̄\
/ \ ノ
| ( ○)(○)
. | ノ( (__人__) せーのーれっ!!!
| ⌒ ` ⌒´ノ ・・・・・このままじゃ支えきれなくなるぞ!?
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
l/ く
| \
| |ヽ、二⌒).
,r'ニニニヾヽ、 //ニニニヽ、
("´ ̄ ̄ヾ)) _____ ((/ ̄ ̄`゙`)
| 、ィ_ノと)' / "\, 、/"\ (つ(_,,ア |!
i| ` イ_/ / (‐-、)、 ,(,-‐ ) \. \_Y |!
.ヽ、 ' ( / U `゙(__人__)'" \ / ` /
\ \l i| |! l/ / うおおおおぉぉぉ!!!
l|l \ \ 、i|,/⌒ヾ、|!;, / / |l 重いおぉぉぉ!!!
\ ヾ `ー一'´ ィ / i これちょっと無理ぃぃっ!!!
ヾ、 ``"´ /
゚ |! Y ィ |! 。
,. ' 、/ ヾ ´ ’ `
゚, i! `| ゜、l! i|!; ゚ ゜
- 56 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:11:53 ID:k0Y/bfzB
- そこで黒いテスカトリポカとケツァルコアトルの二人が二本の樹に変身し、天を支えたのです。
!、.:::::::::....,,........::.......;;;;;;;;.........;;;;........::::::::::::::........;;;;.........;;;;;;;;.......::........,,....:::::::::. ノ
(::::::::....;;;;.....:...... ::";;;;;;;;....::::.....::::!、........::........ ノ::::.....::::....;;;;;;;;゛:: ......:.....;;;;....::::::::)
ノ:::::::::......... ,..::::. ..........:::::::::.....:,',;;;;;;;;ヽヽ;;;;;;;;,',:.....:::::::::.......... .::::.., .........:::::::::ノ
ソ ''r....:........::::....::....;;;;;;;;.;;;;........;;;;;;;;....::::..::::....;;;;;;;;........;;;;.;;;;;;;;....::....::::........:....r'' ソ
jWw.....;;;;...........゙i゙''';:,ノ.y;wリ゙W゛jリ从jwwj从リj"W゙リw;y.ノ,:;'''゙/...........;;;;.....wWj
~''r::::::....;;;;;;;;;;;;;,.,!、i;:''::゙i........ト ;i:iii;::iii::iiiiii::;iii:i;wj从リjイ/::'':;iノ,.,;;;;;;;;;;;;;....::::::r''~
``Wj゙ハ'w,.......,,...゙i:;i::.゙゙ヽ(. | ..;;;ii;:''::;;:;;:;;::'':;ii;;;.. | .)ヾ゙.::i;:/...,,.......,w'バjW´`
ソ:リハw;::;;;j;;;;wi゙i;iiii;:ソ,゙゙゙:;i;:゙゙゙゙::iiii::゙゙゙゙:;i;:゙゙゙,ソ:;iiii;/iw;;;;j;;;::;wハリ:ソ
``Wj゙ハ'w,゙i:i;;i ;;゙゙゙:;;;;::.;;::;;;::;;;::;;.::;;;;:゙゙゙;; i;;i:/,w'バjW´`
゙i;ii:ii:;i::.゙;;゙゙..;i;::::;i;..゙゙;;゙.::i;:ii:ii;/
''r゙゙゙''';:,;;.:;:.:;ii;;ii;:.:;:.;;,:;'''゙゙゙r''
|;;;;..:;;;::゙( ゚ )( ゚ )゙゙::;;:..ヾ|
|. :;ii;::.゙゙,゙゙::;ii;;ii;::゙゙,゙゙.::;ii;:.| 俺かっこいいっていうwww
|.ii゙:;''゙-).;::;i_i;::;.ii(-ヾii.;;|、 俺に惚れると火傷するぜっていうwww
,〉;.li;;;::.;i `⌒´ ..;ii;.::;il.;|l
`l゙゙゙゙, ; i;,,;ii;;iiii;,,;i i;::゙゙,; ,゙〈
.ノ;;゙゙゙:;i;;;i::iii;;i;;i;;iii::i;;;i;:゙゙゙;;ヾ.
..,ヽ ;ヘ..::i;i;;;;;;iiノ;;ii;;ノiiii;;;;;;i;i::..ヘ; ヽ,..
- 57 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:12:56 ID:k0Y/bfzB
- こうして新しい世界が出来ました。
二人の功績を称え、神様は二人を天の星にしました。
+ ゚ . + . . .゚ .゚。゚ 。 ,゚.。゚. ゚.。 .。
. . ゚ . o ゚ 。 . , . .o 。 * .゚ + 。☆ ゚。。.
/=Yニ ヽ . 。 。 *。, + 。. o ゚, 。*,
゚ /(-)( 0) ヽ。 . . , . , o 。゚. ,゚ 。 + 。 。,゚.。
゚ , /⌒`´⌒ \ ゚ 。 。゚ . ゚。, ☆ * 。゚. o.゚ 。
。 |-) (-、 | 俺が織姫でお前が彦星だっていうwww./: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
| ヽ__ ノ l | 。 . .゚o 。 *. 。 .. ☆ . +. |: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
。 \ `⌒´ / . 。 ゚。, ☆ ゚. + 。 ゚ ,。 . 。 |: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
゚ 。 ゚ . +。 ゚ * 。. , 。゚ +. 。*。 ゚. . .< : _: : : / 〈 ○ |/ レ ○ }|:./ヽ: : |
。 . . 。 。゚. 。* 。, ´。. 。。. ゚。+ 。 .。 ゚ ,<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
. 。 ゚ ゚。 。, .。o ☆ + ,゚。 *。. 。 。 。 . 厶ヘ ハ 、 {ハ,;' (( ブーッ!!!
゚ .゚ ゚ 。゚ + 。. +。 * 。゚。゚., ,+ 。゚. 。 . , .\_! ,. ‘-,,' ≦ 三
゚。゚+゚`, o。。.゚*。゚ 。.゚ 。 ☆+。。゚. ° 。 . ゚ ゚ ヽ ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
。, .゚。 + ☆。,゚. o。 。+ 。゚., . ゚ 。 . . ___,r| \。≧ 三 ==-
゚. o * 。゚。゚.。゚。+゚ 。 。 ゚。 ゚ 。 ゚ /:/::::| \ -ァ, ≧=-
゚` .゚ .゚. ゚. . ゚ . ゚ . , . . . 。 ゚ . /::::::/::::::| \ イレ,、 >三 。゚
. . . , 。 . . , 。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 .
。 ゚ . 。
, . . , .
天の川は、この二人が空を渡るための道なんだと言われています。
七夕のロマンチックな気分が台無しですね。私も少々ショックです。
- 58 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:14:07 ID:LmBCpSto
- nice boat が星空を逝くんですねわかります
- 59 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:14:38 ID:k0Y/bfzB
- さて、新しい世界が出来たのは良いのですが、そこに住む人間はもう一人もいません。
何せ一組を除いて皆魚になってしまいましたし、
生き残った一組は黒いテスカトリポカに犬にされてしまいましたから。
, -‐ 、
/' ヽ
/ ̄ ̄\ ./ i
/ ._ノ ヽ、\ / ...........i
| (●)(●) | / ..:::::::::::::::|
| (__人__) | / ..::::::::::::::::::l
.| ` ⌒´ .} ./ ..::::::::::::::::::::! このまま人間が滅んだままにするわけにはいかないだろう。
| }/ .::::::::::::::::::::/ 我々の手でどうにかするべきだろう、人気者のレッド的に考えて。
ヽ ./ .:::::::::::::::::::/
.ヽ . ./ .:::::::::::::::::::/
,. ‐'"´ `'‐,r''"~ .:::::::::::::::::/
..:./,. -‐‐- 、 l′ ..:::::::::::::/| ビシィィッ!!
:,' / !.:::::::/:i..:..l
r 、 / !::::::::::: i..:..i
l .......`:i i !:::::::::: ゙、:.i
! ::::::::::/ i i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/ i .....i::::::::::: ヽ
.ヽ ::::::| `、 `、 .....::::::::::::l:::::::::::: `,
/ \:::l. `、 ヽ::::::::::::::::::::l::::::::::: /'''ー─----、
`ヽ `、 .::::\:::::::::::::::|::::::::: /,, ,. ‐;''
- 60 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:15:47 ID:k0Y/bfzB
-
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) 思うんだが、洪水で滅んだ前の時代でさ、
| ` ⌒´ノ 人間を魚に変えちまっただろ?
. | } その魚の骨を元に人間が作れるんじゃないか?
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| \
| |ヽ、二⌒)、
____
/_ノ ヽ_\
/(●) (●)\
/ (__人__) \ でも、誰が骨を取りに行くんだお?
| ( ( |
\ `ー' /
ノ \
/ ̄ ̄\
/ \ ・・・・提案した俺が行くべきだろう、
|:::::: | 赤いテスカトリポカ的に考えて。
. |::::::::::: |
. |:::::::::::::: } ....:::,, ..
. ヽ:::::::::::::: } ,):::::::ノ .
ヽ:::::::::: ノ (:::::ソ: .
/:::::::::::: く ,ふ´..
-----------|:::::::::::::::: \ ----,--ノ::ノ--
- 61 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:16:42 ID:k0Y/bfzB
- ____
/ ⌒ ⌒ \
./( ―) ( ●) \
/::⌒(_人_)⌒::::: | いやいや、出番が欲しいからやる夫が行くお?
| ー .|
\ /
/: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : _: : : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V いや、お前に任せても心配だから俺が行こう。
\_! _ ' !
ヽ Tニー‐‐‐,‐'' /
___,r| \ `二二´ /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´ (⌒)
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、 ノ ~.レ-r┐、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、 ノ__ | .| | |
./ニYニヽ
r、r.rヽ. /(゚ )( ゚)ヽ
r |_,|_,|_,|/ ⌒`´⌒ \ いやいや、それなら俺が行くっていうwwwwww
|_,|_,|_,|_,| , -) (-、.|
|_,|_,|_人 (^ iヽ__ ノ l |
| ) ヽノ | `ー'´υ /
| `".`´ ノ
入_ノ
\_/
/
- 62 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:17:35 ID:k0Y/bfzB
- /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
. /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : 」_: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V
\_! _ ' ! ん?そっか、じゃあお前が行け。
ヽ / `t /
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
/ ̄ ̄\
/ ー ‐\
| ( ●) ( ●)
| (__人__) じゃあ骨を取りに行くのはケツァルコアトルでいいな?
| `i i´ノ
| . `⌒ }
ヽ .}
ヽ ノ
/ ヽ
/ ヽ
/ / } |
.| .{. .| |
./ニYニヽ
r、r.rヽ. / (0)(0)ヽ
r |_,|_,|_,|/ ⌒`´⌒ \ ・・・・・・・・・あれ?
|_,|_,|_,|_,| , -) (-、.|
|_,|_,|_人 (^ iヽ__ ノ l |
| ) ヽノ | `ー'´ /
| `".`´ ノ
入_ノ
\_/
/
こうしてケツァルコアトルは魚に変身した人間たちの骨を取りに、
地下界へ行くことになりました。
- 63 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:18:11 ID:LmBCpSto
- なんというダチョウ倶楽部
- 64 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:18:44 ID:k0Y/bfzB
- ケツァルコアトルは地下界の王、ミクトランテクトリにお願いしに行きました。
/ニYニヽ
/ (0)(0)ヽ
/ ⌒`´⌒ \ つーことで骨をよこせっていうwwww
| ,-) (-、.|
| l ヽ__ ノ l |
\ ` ⌒´ /
∩___∩ /)
| ノ ヽ ( i )))
/ U● ● | / / ・・・・・良いけど条件があるクマー。
| ( _●_) |ノ / このホラ貝を吹きながら地下界を四周できたら骨をあげるクマー。
彡、 |∪| ,/
/ ヽノ /´
- 65 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:19:28 ID:k0Y/bfzB
-
/ ノ Y ヽヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i)))
/∠_| ,-) (-,|_ゝ \ それくらい余裕だっていうwwww
( __ l ヽ__ノ ,__ )
\ |r┬-| /´
| | | | |
| | | | .|
`ー'´
r1
ノ-‐',
厂_,. -‐',
/r‐_ 二 -‐l、
,イ=ニ二三三チ==、!
├ー!l {」 L/ ヽ、ヽ、、 ト、ヽ、
',___Vて「-=ミ,>'´三ミ,:::'、ヽ
ヽノヽ_! ニj//r,))}}jij::: ! !
ヽレ'´ !三彡'ノ :. !
| V´/! : :.:. ::. /
l _,へ ___,. -‐ '′
し'′
と、彼はこんな風に安請け合いをしましたが・・・・・・・
- 66 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:20:39 ID:k0Y/bfzB
- が、渡された貝は穴の開いていないただの貝殻でした。
穴があいてなければ当然吹くことはできません。
/ ノ Y ヽヽ
o゚((●))((●))゚o ちょwwww嫌がらせかっていうwwwww
/:::::::⌒`´⌒:\
ミ ミ ミ .| ,-) (-| ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. | l ヽ__ノ l| /⌒)⌒)⌒)
| / / / \ |r┬-| / (⌒)/ / / // バ
| :::::::::::(⌒) | | | \ ゝ :::::::::::/ ン
| ノ | | | \/ ) / バ
ヽ / `ー'´ / / ン
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
- 67 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:21:16 ID:k0Y/bfzB
- しかしこんなことでへこたれないケツァルコアトル、
虫を呼んで貝に穴をあけ、貝の中に蜂を入れ、音を鳴らすことに成功しました。
. r'ニ;v'ニ;、
r、r.rヽ. _,!_(9i (9i:、
r |_,|_,|_,| / `ヽ,. ┘ヽ
|_,|_,|_,|_,|. i ′′ } これくらい俺には余裕っていうwww
|_,|_,|_人 (^ i . l、 、 ,!
| ) ヽノ | ヽ.____,ノ` ,∠!
| `".`´ ノ /i/ l\ ー .イ|、
入_ノ / | l  ̄ / | |`
\_/
/
ヽ ノ
γOEO、
(((\(゚Д゚)/)))
(ヾづ ノづ
゙γミ三i゙ ブーーン
+<)ミミノ゙
゙"゙゙
- 68 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:21:44 ID:k0Y/bfzB
- さて、元々骨を渡すつもりはなかったミクトランテクリは大慌て。
/ ニYニヽ /ニYニ ヽ
/ ( ゚)( ゚)ヽ /(゚ )(゚ ) ヽ
♪ / ::::⌒`´⌒:::\ハッ __ _,, -ー ,, ハッ /::::⌒`´⌒::: \♪
| ,-)___(- | ハッ (/ "つ`..,: ハッ| ,-)___(-、 |
| l |-┬-| | :/ :::::i:. ミ| |-┬-| l |
____ \ `ー'´ / :i ─::!,, \ `ー'´ /____
ヽ___ 、`\ ヽ.....::::::::: ::::ij(_::● / ヽノ ___/
/ /ヽ < r " .r ミノ~. 〉 /\ 丶
/ /  ̄ :|::| ::| :::i ゚。  ̄♪ \ 丶
/ / ♪ :|::| ::::| :::|: \ 丶
(_ ⌒丶... :` | ::::| :::|_: /⌒_)
| /ヽ }. :.,' ::( :::} } ヘ /
し )). ::i `.-‐" J´((
ソ トントン ソ トントン
- 69 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:22:15 ID:k0Y/bfzB
-
. ∩___∩ ;
; | ノ||||||| ヽ `
, / ● ● |
;, | \( _●_) / ミ こ・・・この骨をお前に渡すつもりは無いクマー・・・・
; 彡、 | |∪| |、\ ,
./ ヽノ/´> ) :
(_ニニ> / (/ ;
; | | ;
' \ ヽ/ / :
, / /\\ .
; し’ ' `| | ;
⌒
/ニYニヽ
/( ゚ )( ゚ )ヽ
/::::⌒`´⌒::::\ ちょ、約束破るのかっていうwwwwwwwwwww
| ,-)___(-、|
| l |-┬-| l |
\ `ー'´ /
さて、そこでケツァルコアトルが取った行動とは・・・・
- 70 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:22:22 ID:09URmxwC
- 別に渡せばいいじゃねぇか
- 71 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:22:45 ID:KVLtXTwT
- wktk
- 72 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:22:53 ID:k0Y/bfzB
-
|
\ __ /
_ (m) _
|ミ|
/ .`´ \
/ニYニヽ
/ (0)(0)ヽ
/ ⌒`´⌒ \
| ,-) (-、.|
| l ヽ__ ノ l |
\ ` ⌒´ /
r'ニ;v'ニ;、
_,!_(9i (9i:、
/ `ヽ,. ┘ヽ 盗めばよくね?
. i ′′ }
l、 、 ,!
ヽ.____,ノ` ,∠!
`ーァ ヘ>
i′ ヾZ___/
- 73 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:23:52 ID:k0Y/bfzB
- こうして骨を盗み出したケツァルコアトル、大急ぎで逃げ出しました。
神様が盗難だなんて、素敵です。
/ニYニヽ
/ ( ゚ )( ゚ )ヽ
/::::⌒`´⌒:::: \
| ,-)___(-,| 逃げるっていうwwwwww
| |-┬-| |
\ `ー'´ /
/ / ̄ ̄\ \
/ / > >
/ / / /
(__) (  ̄)
|,、‐''''´ ̄ ̄``''''-、 |
/ ::::\
/ ::::::ヽ
/ :::::::ヽ
| -=・=- ::::::::::|
| :::::::::|
ヽ ::::::::/
ヽ :::::::::/./’, ’, ¨
’ヽ∴...\ , ‘,ヾ::::::::::::::://。・,/∴ ドゴォォォ
-:’ヾ!ii,!|从!||!!,i,,!ii,!|l|!!从,・∵,・、
- 75 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:24:42 ID:KVLtXTwT
- しびれるwww
あこがれるwww
- 74 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:24:37 ID:k0Y/bfzB
- それに気づいたミクトランテクトリ、手下に先回りさせ、落とし穴を掘らせます。
走って逃げていたケツァルコアトルは見事、落とし穴にはまりました。
ili ili
ili ili
_
/ ニYニヽ 〈巛ヽ
/ ( ゚ )( ゚ )ヽ 〈⊃ }
/::::::⌒`´⌒::::\| /
| ,-)___(-,| /
ヽ_ |-┬-| / / でっていうwwwww
(⌒) `ー'´ /
/ _/ ノ
ゝ__ノ / ̄ヽ
| | | ヒューーーーッ
| A / ⌒ ヽ
| | ヽ、_ ノ
∨ |( (
/ ) \ )
l / )ノ
し__ソ
- 77 : ◆t3yDl1/3hk :09/03/21 12:25:52 ID:z2c6yV3q
- 手下の足が早すぎるのかケッアルコアトルが遅すぎるのか
- 76 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:25:15 ID:k0Y/bfzB
- そして彼は死んでしまいました。
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ /\ /\
< _/ ̄/_ ____ロロ> /\ヽ ∨〃/\
</ __ / /___/ > /(・) \ゞ/ /(・) 〉
<ー' __ノ / ____ > ___/\_/ノ \_/ \
< /___/ ./__ __/ > /  ̄ ̄ ̄ ̄\ \
< ││ // > / ソ \ |
< ││  ̄ >:/ __ |
< ││ ロロ┌┐ >:r~~~~~~‐、ヽ\ \ |
< ││ ┌┘│ >|:)jjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjヽ\ \ |
< ││  ̄ ̄ >| / | /
< ││ ____ >|: / / /
<  ̄ /___/ >| | / / /
<. ロロ┌┐ ____ >ヽiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii// / /
< ┌┘│./__ __/ >ヽ ヽ~~"/ / /
<  ̄ ̄ // > ヽ、__,,,____/_ /
< ┌┐┌┐  ̄ _ > _]::::::: | [>_
< ││││ // > ̄~ | ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ>
< ││││ / | > \ ,~ヽ>
< └┘└┘//|| > \ ~ ノ ̄\>
< [] []  ̄ || > ’ノ⌒⌒⌒⌒〉〉>
- 78 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:26:44 ID:k0Y/bfzB
- が、あっさりと生き返り、散らばった骨をかき集めて天界に帰りました。
(ヽ (ヽ ( i))) /) /)
(ヽ(((i (ヽ((/ニYニヽ ( i)))/) /)
((i(ヽ(((i )/( ゚ )( ゚ )ヽ ( i)))/) i)))
(ヽ (((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i))) 人気者の俺が死ぬわけないっていうwwwwwwwwwww
.(((/∠_| ,-)___(-,|_ゝ \/)
( __、 |-┬-| ,_ )
((\\ | `ー'´ /´ //\)
(/ (((i )| / ( i)))( i)))
(/ \) \)
ところが穴に落ちた拍子に骨はどれも折れてしまっていました。
- 79 : ◆t3yDl1/3hk :09/03/21 12:27:10 ID:z2c6yV3q
- あっさりすぎるwwwwwwwww
- 80 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:27:29 ID:k0Y/bfzB
- こうしてケツァルコアトルが持ち帰った骨は、挽いて粉にし、神々が自らの血を混ぜることにより
人間を創る材料となったのです。
|
!
.:';
Ο
}:::::::::::::{
,r'´ ヽ,
,:'...::::::::::::::::::::::::::...::
:, ,,;;,,:'
ヽ、 ,,;:;:;:;:;:''
゙`''''''''''''
- 81 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:28:13 ID:k0Y/bfzB
- しかし、折れた骨が材料だったため、今の人間の体格はバラバラになってしまったのでした。
もし貴方の容姿が他人に劣っている場合、原因はこれなのです。
\ _ \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
ヽ、:.: ̄´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ト、
i:.:;イ:.i:.:.:.:.:.:;.:ハ:.:i.:.:.i:.\.:.:\‐-.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l/:.} ィ
!::l !::ハ:.:.:.:ム:{i.:!.:l.:i!.!ヽ:ト!`__ー-ゝ.:.:.:.:.:.:.:.:./:./ // 一般人A
l;ハ:ハヽ:.ikr=ミトヽ:.:.トニ乏弍ミヽ、:.`Y⌒!:.:∠-:/ _,./
ヽト、:!:lト、j゚`Yヽ:.! ` {゚__ノ ′厂「T)j_ :.∠-‐_/
\l i `フ \ `¨´ /:.:.l:|ィ个ヾ< ̄ _,
.!、 `、_ //:./:j_」:.|:.i:!:!\`二二ニ-‐′
}:.>、 ー ` ∠イ:./:.ノ;;レ':.l:.:レ¬ト、`:...、_
/イ:.i:.`i 、 ,イ-‐フ:/:./;;/:.:./|/ ハ:ヽ\:.:.:.三二ニニ=‐'
´ |:.l:.:.:l ノ||:/:.:/;/:.:.:./ノ ∧:ヽ:.\:丶:\
|:l:.:./‐':/:ノ':./;;/:.:.:.;,;/ ィヘ:.:.\iヽ、:ヽ:.ヽ:.i
_ノ!:l:.{イ://ィ´;;//-‐'ノ / ト、;;ヽ、:\ \:ヽ:}:!
.__________
|| // // |
|| / ̄ ̄ ̄ ̄\ . | / ̄ ̄ ̄ ̄\
|| ( 人____) | ( )
|| |ミ/ ー◎-◎-)| (ヽミ |
|| (6 ゜(_ _) )|. ( 6) |
|| __| ∴ ノ 3 )| (∴ \____ノ_ 一般人B
|| (_/.\_____ノ | >--(っ___□__)
|| / ( )) ))ヽ| ( )) |三| ヾ
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||========[]===|)
|_|| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
(_)\|三三三三三|
(:::::::::::::::::::::y:::::::::ノ)\
|:::::::::::::::::::::|:::::::::| |
- 82 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:29:05 ID:k0Y/bfzB
- さて、こうして人間が出来たのは良いのですが、
そのころはまだ人間は火を手にしていませんでした。
/ニYニヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\
/∠_| ,-)___(-,|___
( ___、 |-┬-| ,_ )今日はお前たちに人間に良い物を持って来たっていうwwwwwwww
| `ー'´ /´ //
| / ( i)))
ヽ)
/ ̄\
| ^o^ | <それは なんですか
\_/
_| |_
| |
| | | |
U | |U
| | |
○○
- 83 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:29:53 ID:k0Y/bfzB
-
/=Yニ ヽ
/(-)( 0) ヽ
/⌒`´⌒ \ 何か当ててみろっていうwwww
|-) (-、 |
| ヽ__ ノ l |
\ `⌒´ /
/ ̄\
|^o^ | < はりーぽったー おいしいです
\_/
_| |_
/ )
/ / // ,;ミミミミミ
=⊂⊂/ |========ミミミミミミ
/ / / ';ミミミミミ
| ||
○○
- 84 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:30:52 ID:k0Y/bfzB
-
./ \Yノヽ
/ (0)(―)ヽ
/ ⌒`´⌒ \ 違うっていう。
| , -) (-、.| お前たち人間に「火」を与えるっていう。
l ヽ__ ノ l | これからは生肉を食べなくても大丈夫だっていう。
\ /
/ ̄\
| ^o^ | < なんと
\_/
_| |_
| |
- 85 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:31:31 ID:k0Y/bfzB
- そしてケツァルコアトルは靴を脱ぎ、それを振りました。
するとそこから火が生まれたのです。
,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''"
人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)'
,,..、;;:~''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,)
〃 ̄ヽ ,,..、;;:~-:''"゙⌒゙ 彡 ,, ⌒ヽ ミ彡"
r'-'|.| O::::::゙:゙ '"゙ ミ彡)彡''"
`'ーヾ、_ノ``゙⌒`゙"''~-、:;;,_ ) 彡,,ノ彡~''"
| ,| ゙⌒`゙"''~-、,, ,,彡⌒''~''"
| ,| "⌒''~"
| ,|
, ,-/ ̄|、
/( ゚ )( ゚ )ヽ / ̄\
/::::⌒`´⌒::::\ | ^o^ | < なんと あなたがかみか
| ,-)___(-、| \_/
| l |-┬-| l | _| |_
\ `ー'´ / | |
こうして人間は火を手に入れたのでした。
- 86 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:32:41 ID:k0Y/bfzB
- さて、これだけでは心ともないため、
神々は人間のために食料を探しに行くことにしました。
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__) つーことで、各自食料を探しに行くこと。
| ` ⌒´ノ あくまで人間が食える物にしてくれよ。
. | }
. ヽ } 後、晩御飯までには帰ってきてくれ。
ヽ ノ
/ く
| \
| |ヽ、二⌒)、
_ _ ___
/ ) ) )/ \ /\
{ ⊂)(●) (●) \
| / (__人__) \
! ! `Y⌒y'´ | サボって女の子口説きに行くお!!
| l ゙ー ′ ,/ (やる夫が必ず食料を見つけて来るお)
| ヽ ー‐ ィ
| / |
| 〆ヽ/
∩_
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
/ニYニヽ | |
/( ゚ )( ゚ )ヽ ! !
/::::⌒`´⌒::::\ | /
| ,-)___(-,| / なら俺も仲間に混ぜろっていうwwww
、 |-┬-| /
/ _ `ー'´ /
(___) /
- 87 : ◆t3yDl1/3hk :09/03/21 12:32:57 ID:z2c6yV3q
- わりと面倒見のいい神だな
でもアステカといえばいけn(ry
- 88 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:33:30 ID:k0Y/bfzB
-
/ ̄ ̄\
/ ー ‐\
| ( ●) ( ●)
| (__人__) ・・・・じゃ、一時解散な。
| `i i´ノ サボるんじゃないぞ。
| . `⌒ } ちゃんと監視するからな、皆のお兄さん的に考えて。
ヽ .}
ヽ ノ
/ ヽ
/ ヽ
/ / } |
____
/,:' /,';;;}: \
/_, 。ィ' li:.、ヒァ'\
/ ⌒';,゙i, ri:.:i .::' メ、\ ・・・・・
| ,:' /,';;;}:.ヾ:. |
\ ' {;!゙' /
/ ニYニヽ
/ (●)(●)ヽ
/ ⌒`´⌒\
/ ,-) (-、\
| l __ l | わかったっていう。
\ ` ⌒´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
- 89 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:34:19 ID:k0Y/bfzB
-
_, 、
, - (-(-))>::: 食糧探しなんてめんどくさいっていう。
( '' ,r'⌒゙i>:::
ヽー´ ,,ノ::: 俺は可愛い女の子を口説く方が楽しいっていう。
⊂⌒ヾ ./| | ⌒i::::/⌒つ
\\/ /i | i レ / ̄
\_/ i | L__/:::
) | |___:::
/`ー-' /:::
へへ
(*゚Д゚)/
_(ノ_)つ アリーッ
(__ノ /
UU
/ニYニヽ
/( ゚ )( ゚ )ヽ
/::::⌒`´⌒::::\ 何このちっこいのwwwwwww
| ,-)___(-、|
| l |-┬-| l |
\ `ー'´ /
- 90 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:35:01 ID:k0Y/bfzB
- /^}/}
/^ヽ,r 、 /r'^ソ:::/
,r‐ 、 / ,/ ヽ `\、 :ヾ/´^ゝ-‐ュ
//-‐r‐- 、 __,r 'ア ̄`Y´ ̄ ヽ/ //: : :/: : :/!: : j´
/ i i i∧/´ ノ^y'_=ラ'´ヽ {:::} ∧ ,//i_/: : :/: : |/
,r'リ i | | ソニラ‐-{_,-ク ノ `ヽ ,! i://: : : フ ̄:> '´
r'ニニニ二二二ニr'´i^y_ソ ゝ_ユニニニニヽ `ヽ!yr'─‐-ソ::_ノ 僕らは赤アリだアリー
/´ ` ̄ ̄´ ! i `\ `ー─ '´
/´ | ! `\
、__/´ /´ `ヽ、_
´´'' ̄ /'  ̄`
/'
/'
'`
/ニYニヽ
/(●)(●)ヽ
/::::⌒`´⌒::::\ ふーん・・・・お前が運んでるそれは何だっていう?
| ,-)___(-、| どこで見つけたんだっていう?
| l mj |┬-| l |
\〈__ノー'´ /
ノ ノ
- 91 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:35:41 ID:k0Y/bfzB
- へへ
(*゚Д゚)/
_(ノ_)つ これはトウモロコシの粒アリー!!!
(__ノ /
UU
/ニYニヽ
/( ゚ )( ゚ )ヽ
/::::⌒`´⌒:::: \ トウモロコシ・・・・・・
| ,-)___(-、| で、それはどこから取ってきたんだっていう?
| l |-┬-| l |
\ `ー'´ _/
. / ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
. .\ “ /__| |
\ /___ /
へへ
(*゚Д゚)/
_(ノ_)つ 教えてあげないアリー!!
(__ノ /
UU
- 93 : ◆t3yDl1/3hk :09/03/21 12:37:01 ID:z2c6yV3q
- 中米文明の最重要作物ktkr
- 92 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:36:38 ID:k0Y/bfzB
-
/ノYヽヽ
/(。 )(。 )ヽ
/::::⌒`´⌒::::\ ・・・
| ,-)___(-、|
| l |-┬-| l |
\ `ー'´ /
へへ
(*゚Д゚)/
_(ノ_)つ
(__ノ /
UU
/ノYヽヽ
/(。 )(。 )ヽ
/::::⌒`´⌒::::\ 言わないと痛い目に合わせるっていうwwwwwww
| ,-)___(-、|
| l |-┬-| l |
\ `ー'´ /
| | | | \
_||_||__|| / \
(__/ `
(___/ r
(_レノ)\ /
∑(__/__/ プチッ
'ー-' ̄ `ー-'
- 94 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:37:24 ID:k0Y/bfzB
-
/ノYヽヽ
/(。 )(。 )ヽ
/::::⌒`´⌒::::\
| ,-)___(-、| ニヤニヤ
| l |-┬-| l |
\ `ー'´ /
| | | | \
_||_||__|| / \
(__/ `
(___/ r
(_レノ)\ / わかったアリー・・・・
∑(__/__/ 食料の山、トナカテペトルに案内するアリー
'ー-' ̄ `ー-' だからその手をどけてほしいアリー・・・・・・・
- 95 :名無しのやる夫さん :09/03/21 12:37:31 ID:KVLtXTwT
- ひでぇwwwかみwwwだwwwww
- 96 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:38:59 ID:k0Y/bfzB
- こうしてアリはケツァルコアトルの脅しに負け、山へと案内することになりました。
山の入り口が狭かったため、ケツァルコアトルは黒アリに変身して中に入ったのです。
へ,
..,,;;;;,,... / へ,
_ ,,;´,,,;;;::::::;;;;ヽ ´/ ヽ
.,,;;''´´;;;;;;;`;,;,. ..,,;;;;;;;:::ヽ,;;; o :.丶,
..::´;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;;:i, ,,,/;;ヽ,,,,,..´i ノ`丶;,_,,,;;)^ せっかくの男前が
____ i;;;;;;;;; ..;;;;;;;;;;;;;ノvヾ,,,;;;;;;;"´,>;/ 台無しだっていう・・・・・・
,/____ \ , i;;;;;:: ..;;;;;;;;;;;;;;;ノl|i!ヽ,゙゙゙i;/ i____,
./ \ヽ,,,,;;;;;;,,.,, i\ ゙゙゙/゙゙゙゙゙´ l´ ` ,へ, \
/ .,,;\´``;;;;ヽ,i--;;,/, /l l / ヽ \,
´ (i;;:::.........●;;i.l;;::::......;;ヽ,, ./,,,l, l ,;;´^゙゙゙`゙゙゙丶, \  ̄ ̄`
´ゞ;;;;;;.../_l,;;;;;;;;´,/;;;: ヽ, ,;´;;;;;;:::... ゙゙゙゙゙゙゙`;;,, \
´´ i;;;;i´ `丶;;;;;;;;;丶v/l;;;;;;;;::::............゙゙゙゙`ヽ,\
/゙゙゙丶ヾ;;;l ヾl|゙゙゙゙´/ヽ,l|;;;;;;;;;;..へ..;;;;;;;;;;:..;;;,;i  ̄`
/ ` i!/´゙゙゙゙´l|;;;;;/;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;i こっちアリー!!
/ ゙ l|´゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙`\゙゙゙゙゙
/ l| \
/ l| \
/ \ \
´ ̄ \ \__
\_ `
`
- 97 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:40:03 ID:k0Y/bfzB
- そして種や実がたくさん詰まった部屋を見つけました。
c8o
£ #∋
£ # ∋
£ # # ∋
£ # # ∋
£(゚Д゚)∋_
/ヽつ#⊂ノ人
`/ヘ \#/ / ヽ
ヽ_ノ_ノ
∪~∪
∩_
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
/ニYニヽ | |
/( ゚ )( ゚ )ヽ ! !
/::::⌒`´⌒::::\ | /
| ,-)___(-,| / <じゃ、この種をいくつかもらっていくっていうwwww
、 |-┬-| /
/ _ `ー'´ /
(___) /
- 98 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:41:27 ID:k0Y/bfzB
- こうしてケツァルコアトルはとうもろこしの種を手に入れて戻って来ました。
/ニYニヽ
(ヽ /(。)(. ゚)ヽ /)
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i))) 種をゲットしたっていうwwwwwwww
/∠_| ,-)トェェェェイ(-,|_ゝ \
( ___、 |-┬-| ,__ )
| `ー-'´υ /´
| /
. /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : 」_: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V まさかお前に先を越されるとは・・・・・
\_! _ ' ! ま、正直俺はどうでもいいけどな。
ヽ / `t /
___,r| \ { / /
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
- 99 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:42:10 ID:k0Y/bfzB
-
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●)
| (__人__) しかしその種、ちょっと硬過ぎないか?
| ` ⌒´ノ 食べるのには向いてなさそうだし、
| } そんなに硬い種、植えても育たないんじゃないか?
ヽ }
ヽ、.,__ __ノ
_, 、 -? ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
/;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::
/ ̄ ̄\
/ ;_ノ||||||\
| ; ( ゚)( ゚)
折角取ってきたのに | \ (__人__) ぐへっ
/ ニYニヽ 文句言うなっていう | ;| `⌒´ノ
/ ( ゚)( ゚)ヽ . | ; }
/ ::::⌒`´⌒:::\ ペローン . ヽ ; }
| ,-)___(-| ヽ ; ノ
| l |================================三三三三
\ `ー'´ / / く
_ _ ___
/ ) ) )/ \ /\
{ ⊂)(●) (●) \
| / (__人__) \
! ! `Y⌒y'´ | ならやる夫に良い考えがあるお!!!
| l ゙ー ′ ,/
| ヽ ー‐ ィ
| / |
| 〆ヽ/
- 100 : ◆t9QPvkNYzI :09/03/21 12:43:05 ID:k0Y/bfzB
- そう、トウモロコシの種があまりに硬かった為、
神々はそれを自ら噛んで柔らかくし、人間に与えたのです。
____ クチャ クチャ クッチャ
/ \ クッチャ クチャ
/ ⌒ ⌒ \ クチャ
/ (⌒) (⌒) \ クチャ クッチャ
| 、" ゙)(__人__)" .)|
\ 。` ⌒゚:j´ ,/
/⌒ヽ ー‐ ィヽ
/ rー'ゝ 〆ヽ
/,ノヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
こうして我々人間は穀物を手に入れました。
・・・・あんまり嬉しくないのは私だけでしょうか?
その2はこちら
0 件のコメント:
コメントを投稿