- 662 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:15:35 ID:wgdy2BeA
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!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i
「やる夫が八犬伝のあらすじをきくようです」
第七・五回 補足 「古那屋と犬江屋」
!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i
- 663 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:16:20 ID:wgdy2BeA
-
犬江屋・山林房八は、あえて、古那屋の犬田小文吾に自分を殺させたらしい---
／￣￣￣＼ 房八夫婦が流した血のおかげで
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ 信乃の破傷風が治せたし
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ 信乃に顔が似ている房八の首を差し出すことで、
（ ヽ __＿ .／.／
.＼ ＼| .,ﾚ゛／ 古河の捕り手を追い払えたんだお
.＼旨 爻ﾝ
【葛飾やる夫 北斎】
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） そういうこと
. | ﾉ
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
【滝沢やらない夫 馬琴】
- 664 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:16:57 ID:wgdy2BeA
-
., ──‐､
／ ＼
. .| _ノ ヽ それには、かくかくしかじかこういうわけが---
| （ ●) (●)
| （__人__） , -―ーっ
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣
. ﾝ } ﾞ|￣'|
／⌒ヽ､ ノ .|, |
＿＿/ ﾉ ＼_ィ ´ー‐ｨ' ∫
| | / / r_＿＿__ ∬
| | / / |i ┌‐┐
| | （ 〆⌒'──r─≒､.（(| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣└‐┘￣￣￣￣￣￣
＿＿＿_
／ノ ヽ､_＼ r ⌒j
／（ ●）}liil{（●）＼ / / ちょっと待つお！
／ （__人__） ＼/ / ／ ）
| |i|||||||i| / / ／ ／ あんたが話すと長くなるから！
＼ |ｪｪｪｪ| / '` ´ ／
r´ (⌒'ー―- イ′ ´廴 だいたい、過去話が多すぎなんだお！
/ ＞ 、 ヽ _ ￣￣￣)
/ -､ } ( ￣¨´
/ ヽ._ __ ＼
｀ --‐'´ ｀ﾞ' 、_.)
- 665 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:17:43 ID:wgdy2BeA
-
, --────-- ､
／ ＼
／ ＼ なにをぬかすかあー！
／ l ＼
／ ノ::::::::::::::::::::::.＼ キャラの経歴や、複雑に絡まり合った因縁を
. / _, -'´:::::::;;;;;;;;;;;;;;:::::: ＼
｜ ／ ／￣＼ ＼:;;;;;;:／／￣＼＼ ことこまかに考えるのが、作家としての醍醐味だろ
.｜ ｜ |. ○ .| ,|:;;;;:| |. ○ .| ｜
| ＼ ＼＿／ ／::;;;;::＼＼＿／／ 常識的に考えて！
.| ,／ :::|:: ＼
| ｜ ｜ ｜
| ｜ ｜ | =二=二￣
.| ＼＿＿／＼＿＿／| ,. ,._ ,.-,.､ -=二＿ニニ
|. トエエエエエイ | // j / / ﾉ -=ニ_￣
.| '.{ :l }/ / ＿＿ﾉ ｀-/ﾉ `ﾂ ＿＿ﾆ＿二＝
| .{ :l }/ ） // // _,_{￣/￣￣￣￣/^/;;'´￣￣
丶 .{ } l ヾ､＿/ /＿i＿＿＿＿__i_ヾ:;'
＼ ､`ｰ一一 ' ) / -=j" ,_/
＼ u / ,.--､ / / ./
ヽ ／ }ヽ ＼ ノ _} / ＼
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ ハイハイ 設定厨 設定厨
／ （ー） （ー） ／^ヽ
| （__人__）（ / 〉|
＼ ｀ ⌒´ 〈 ／ ⌒^ヽ
―――――――― ＼ _ _ ＿ ）
- 669 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 21:19:41 ID:SMwHJTzs
- 脇役にまで力を入れすぎて本筋が進まなくなるって昔からあったんですね・・・・
- 682 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 21:29:11 ID:A6MwuACY
- >>669
それもあるけど、話を長くして書いてないと、生計が成り立たなかったから
原稿料だけしか、稼げないんだもん、印税ってものがなかったんだし。
だから長期連載にこだわってた。
- 666 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:18:17 ID:wgdy2BeA
-
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ というわけで、
(ヽ ／（ ●） （●）＼ /)
(((i ):::::: ⌒（__人__）⌒::::＼ ( i))) 事情をよく知る房八のオカン、妙真さんを召喚して、
／∠ | |r┬-| |＿ゝ＼
(＿＿＿ `ー'´ ＿＿＿＿ ） さっくり説明してもらいますお！
| /
| /
| ｒ /
ヽ ヽ／
_／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
ｰ=ﾆ ｧ: : : : : :／: : : :/: /: : : : :､: : : :｀ヽ: : : : ヽ
/ ,: : : :〃: :/: : /: │: : : : :lヽ: : : : ﾊ: : : : :.ヽ
. / / : : //: :/: : /: : │: : : : ::|: :!: : : : i|: : l: : : :ヽ ようするに
/ ｲ : : : l |: :│: :j : : ∧: : : : :l: :|＼: : ｉ|: :│: : : :.＼
l/ |: : : :| ｌ: :∧: :ﾊ: : l '.: : : :ﾊ j ヽ ｉ|: :│: : : :}
││: : ｌ|│ﾅ下/-ヽ | ヾ: :/_ﾑ'― 弋|: :│: : ! j 祖父の罪を、孫がつぐなった
j. │: : |i V ,ｨテ圷､ヽ ∨ ｨチ示k l: : ﾄ: : Ⅳ
ヽ: : | ﾊ` Vf:::::i} Vf:::::i} Y|: : ﾑ N
ヽ |ﾍ i l ゝー' `ー'' ﾊ!: :,) }i| ということ
｀l: :ヽﾑ ' /:/: :ﾙｲ
', : : |ﾍ､ ‐ ｨ' /: :/
ヽ: :ｌヽ ＞,､ イ/７: :/
＼! Ｖ厶|＞ｰ ＜ﾚ_'/ /／
, '´/ノ L､ ／
,.-' | ___.＿ | `ｰ､
_..-‐'´ |´ ＿｀ ｰ<| ｀ｰ､_
【妙真】
- 667 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:18:55 ID:wgdy2BeA
-
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼ あ、そうなんだー
／ '´｀ﾞ '´｀ﾞ ＼
| （__人__） |
＼ |r┬-| ／
`ー'´
／￣￣￣＼
／ _ノ ＼
. | （ ○）（○） って、短っ！
| ,. ヽ （__人__）
. | / ／ ｀ ⌒´ﾉ
/ / }
〈 < },､ ﾓｳﾁｮｯﾄ ｺｳ…
iヽヽ.__,､ / <
ヽ.ヽ < __ノ＼_>
`ヽ＼_>､
） ) ）)
(´ ￣`ヽ`ヽ
￣￣￣ ￣
- 668 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:19:30 ID:wgdy2BeA
-
'､
ヾ 、 , -‐- 、
', ` 、 , ' ´ ｀ヽ､
＼ ｀ ""ﾞ ´ ￣￣｀ヽ 、
ヽ 、, ' ＼
／ ヽ ヽ
／ ´ ., , ' ´ _＿__ ｀, ヽ
／ ／´ , , ´~ ヾ ー ,__ ', ｀, じゃあ、くわしく話す
／ _/ ／ ./ ', ､ ＼ ｀ヾ, ､ ! 、 ｀,
/ ／/ / /! ! ヽ、 ヽ,ヽ､ ＼ ヽ ヽ
l / | ,! , ./ | l !､ ヽ、 ヽ ヽ ヽ ヾ､､ヽ, ', ヽ、 （ややこしい話だから
` .| | _!,! ,' | l ', ,ヽ ヽ ヽ ＼ ヽ ヽ ヾ､! ',',ヾ
l /| | `,才ト､| ﾄ ', ', ＼ヾ､ ヽ ＼ ヽヽ ', ヽヽ'.、 読み飛ばしてもらっても問題ない）
ヾ ヽ | !汁ド､トﾊ ヽゝ‐-ヾ-'=､__!＿ ヽヽヽ ', / } ',ヽ
ヽ}', ', ﾝ:::rﾘヾ＼ ヾ -ー‐ヽ ヾ,} ヽ ', ', ゞr,! /ノ ', !
.i| ヽヽ` ｰ´ `｀ヾ 斗云弐ﾐ=!,ヽヾ ,ヾﾉ /.// ',!
´', ヾ,ゝ ﾉ リ::::r〃"} ﾊ ', ',Y /, {/
ヽ ヽ ｀￣´ / } ､ ',.} ´
＼ |＼ ヽ 、 / /.ハ ',!
｀` ＼｀´ , '´/ ／ ', i,!
〉ー－ ' ´ ´}´ ',! ,!
／￣￣＼
／ _ノ ヽ .＿＿＿_
| （ ⌒）（⌒）／⌒ ⌒＼
. | （__人__） .（●） （ ●）＼ お願いしますお
| ｀ ⌒ﾉ ⌒（__人__）⌒:::::＼
. ヽ } . |r┬-| . |
.ゝ＿,. ノ＿＿__`ー'´＿＿_.／
-(＿＿_.)-(＿＿)＿__.)─(＿＿＿)─
- 670 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:20:10 ID:wgdy2BeA
-
/, | /:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ ＼
.// .:! :| : /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i .::| :|: :: !,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::! ことの発端は、永享十二年（１４４１）
. ! l .: : .::::| :i:.:: ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:! |
. !.:! ::. : .:.::/´', !::: | ! ヾ.i´:i｀ !/ / ! 安房滝田城主・神余光弘（じんよみつひろ）が
i:l', :::::. :. ::. ::〈 ､'_ﾞil::::. |.| j_ｿ ﾞ､_
ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::. ii::! ﾉ 射殺された事件にある
ヾ､i::::l::::l::::',:| ',::. !',! ｨ´
i|ヾ:!:::i::::/ヽ ヽ. l 丶. /
ﾉ /ii/lノ ヽ:r‐y┬ '
イ'"｀'‐- ､ / ヽl/ '第一回で、次のように説明した部分
/ ＼__{ヽ､
／_,, -‐‐‐-- ,,_ ＼_,ヽ‐､
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~~~'''''''(______ ヽ'--' (~~~'''''~~''~_,,,_,,,,,-'''''''''~~
ヽ----' ⊂⊃ Ｏ ,,,,。。 ~''''''''''''''~
(~~~~~＼ _,,,,,_ Ｏ ｏ⊂⊃ _,,,,_
__,,,,__ (~ヽ,,,,,,,__ ｏ ~~~~~~ (~~ ~~'''''----,,,,,___ 。ｏ (~ ~''''-,-''
⊃⊂____,,,,==-- ~~'''''--' ~~~~~~~~~~~~~~'A ,--' ___,,,,____,,,__
_,,,,---,,-'''''~~~~~＼_,,--,,,__,,,,--'''''-'~~'~/ ヽ,,_
__ /;;;;;;;;::::::;;:;;;;;;;;;;::::::／;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::ヽ-,,_
_,,,-(~~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/::::::::;;;;;;:::::::::;;;;;;;:::::::::::::::::.....ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::＼~~~~''''ヽ
_/;;;;;;;;;;::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;; (::::::::::;;;;;;::::::::::::::::::;;;;;;;;;;::::::::::::::::;;;;;;::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;:;:;:;:;:;:;:＼
l;;;;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶 ___::::::::::::;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;:::::::::::'---;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ..:;:;:;:;:;:;ヽ､
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;;~ /::::::::::::／::::::::::;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼:;:;:;:;:;:;:;:＼
(_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,__i_i_i_i___,[]n「「「「[][]nnnn_ nn[][]nnnnn_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,-------''''''''''''''''''''~~~~~
～～～～～～～～～～～～～～～～~''-,,,_~'''''--,,_～～～～～～～～～～～～～～～
～～～～～～～～～～～～～～～～～～ ~'''-,,_ ~~''''-,,,,_～～～～～～～～～～～～
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～ ~'''-,,_ ~~''''-,,,,_～～～～～～～～～
～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ～ ~''''-,,_ ~~'''''-,,,,_～ ～ ～ ～
俺は、しかたなく諸国を放浪した。
久しぶりに故郷に戻ってみると、光弘どのはすでに亡くなっていて、
山下定包が城主の座におさまっていた。
聞くところによると、心あるふたりの領民が山下を誅殺しようとしたが、
刺客がくることを事前に察知した山下が手をまわし、
主君の光弘どのをうまいこと身代りにして、難を逃れてしまったという…。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- 671 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:20:46 ID:wgdy2BeA
- 俺」というのは、元神余家の家来だった金碗八郎（かなまりはちろう）。
/::::::;、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
i:::<Y/｢|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
|:::lﾄ!N |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::|!|,ﾄ,｣::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＿::＿:::::::::::::::::|
_}__;;;:: --一 '' ´￣ ￣ ￣イ;;;;;;;;;;;;;;;;￣;;;;;￣ヽ
／:::::::::::::::::::::::::::::::::_;;､:-＜ __;;;;;;;;;;;;;;;r',ﾆヽ:;;;;;;;;;;{
／::::::::::::::::＿＿__;:､イ'"￣ {;;;;;;;;;f / ,} }:;;;;;;;;;ヽ
／-‐,ニﾆ;:｢==､ ヽゞ,ｨｨーiｩ-=,＿ i;;;;;;;;;| >‐､ﾉﾉ:;;;;;;;;;;;;i
｀￣ ヾ<_}! ヾヽ￣ ヽ };;;;;;;;| }_ノ:/:;;;;;;;;;;;;;/
| | ' , i;;;;;;;;;! ﾉ!;;;;;;;;;;;;;｣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
主君の神余光弘が、奸臣の山下定包（やましたさだかね）に操られているのを憂い、諫言して放逐された
＿＿＿_ ／￣￣￣￣￣￣＼
／⌒ ⌒＼ ／ 山下 ＼
／=⊂⊃=⊂⊃=＼ / ヽ
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ l::::::::: |
| |r┬ | | |:::::::::: （○） （○） |
＼ `ー'´ ／ |::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |
／ ＼ ヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ノ
/ 神余 ::::i ヽ
- 672 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:21:25 ID:wgdy2BeA
-
‐ '"´￣｀ ｰ ､
＿ ,. -‐ ´￣｀ ｰ- ､
一 ' "´／: : : : : : : : : : : : : :.:.:＼
／ ／: : : : : :/: : !: i: : ヽ..:.:.:.ヽ
,. ' ／/: : : : :/ :/ : :/:./: :.!: : ;.:.:ヽ:.i
-‐'´ /:.:/: : :/: /: /!: :/:,ｲ: :./: : :.}.:.:.:}:.:l
／: :/!: :.l.|/|:.:/ |:./|/ |: /!: :.l.:.l.:.:从:.l
∠ ﾍ: /:l人代ﾅ7'‐l/ 'l7十ト|/.:/:/:!::ﾄ､ 山下定包の暗殺を試みた「ふたりの領民」とは、
／ 〈ｲ.l: :.lｲtx=ﾐ 彳=‐ｧri/:/:.∧| ＼
/.!:.ﾄ､lﾊ 廴 } 廴/ﾉ/r､:/ ! 杣木朴平（そまきぼくへい）と、
/ｲ|/l:.ﾄ:.ﾄヽ :. /／/ｲ/
/!:!:〉;: ...､ ‐‐ ／/:.:/:/ 洲崎無垢三（すざきむくぞう）という男たち
/ l/ ! l/ﾄﾚ＞ イ/／/
__,. -‐'ﾌ /}＼
,. ｨ'TT |--､ ,.--! ｀ 7ｧ､ ふたりは、金碗八郎に武芸を教わった弟子だった
＜ /| |::| |ニ二ニ! // /
｀7 l ＼＼ | | // ∧
/:.:.:.:＼ fァrr-､ | // /:.:.:l
/:.:.:.:.:.:.:「f i ! fl 〉ﾄ､ ! // /!:.:.:.:|
/:.:.:.:.:.:.:〈 ! '' ' lイ .ll|rl ! //./:.:;.:.:.:;.l
ﾄ､:.:.:.:.:.:.八 ﾄ､ l l／／.:.:.:.;.:.:.:!:!
}:.:.:.:.:.／:.:.:.｀ ｰ'"〉 ﾐ!/,.ｲ:.:.:.:.:.:.:!:.:.:!.:l
＿//_／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ,.ヘrﾆ二コ:/:.!:.:.;.:.:|
- 673 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:21:54 ID:wgdy2BeA
-
l ヽ ＼ ＼ ＼ ＼ ＼
l ヽ ＼ ＼ _ +-ヽ ヽ ヽ
ｌ ヽ ＼ ＼ ｘ ´ヽ ヽ＼ ヽ ヽ l､ ＼
ｌ ! l､ ﾄ、 ＼ ､ く ヽ＼､ヽﾄ、ヽ l l ｌ＼ ヽ 結局、山下暗殺は失敗
l L -┼､ ＼ ＼｀‐-ミx〉 _｣,. -ヽ ＼ !！ ヽ ミ､
_+ 「, ! l ！ ＼ ｀ｰ-ヘ / ,ﾆ,.-‐':ヽヽ ｌ＼ ! l ヽlヽ 杣木と洲崎は、主殺しの大罪を犯す
l l l l V _ ｸf;::::::;:::::.::l | ! ! ｌ トヾ
l l ﾊ/ ＿_｀ つ.:.:::::.::j | | l！l また、そのとき主君の側にいた
ヽ ｌﾊ/ ,rﾆ-－:::::ミ､ ヾ_ - ′ｌ l .! ﾄN
l V/〈〈 ら::::':::::.::l //! ﾄ、| 忠臣・那古七郎（なこしちろう）を、
l ﾄ ヽ. ゛う:.:.:.:.:::j //ｌl ! l |
f､ヽ ＼ ヽ. ヽ-‐´ ′ /j ﾊ N 巻き添えにして射殺してしまった
〉ヽヽ ＼＼ _ ／// / ,ﾘ ′
ヽヽ＼ ＼ﾐ､、 ´ ／ /l l /
ヽlヽ ヽ、 ＼` ､ _ イ /i //// ふたりはその後、獄死することになる
ヽ:､＼ ＼ﾄ＼｢ ￢‐--‐ '´ l l/ ﾘ/ﾂ′
ヽ ｀へ ＼､-j l ＼
- 674 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:22:33 ID:wgdy2BeA
-
／￣＼
| |
＼＿／
|
／￣￣￣ ＼
／ ::＼:::／::::＼
／ <●>::::::<●> ＼ 那古七郎って、
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ／ たしか古那屋文吾兵衛の兄さんだお！
＿＿＿ ￣（⌒`:::: ⌒ヽ
／ ＼ ヽ:::: ~~⌒γ⌒）
／ _ノ '' 'ー ＼ ヽー―'^ー-'
／ （●） （●） ＼ ＜ 〉 │
| （__人__） | `､_,～､_,～ ､_,～ ､_,～'`､_,～､_,～ ､_,～ ､_,～'`､_,～､_,～ ､_,～ ､_
＼ ｀ ⌒´ ／
! / / / ,' | l ﾊ ﾍ､ヽ､_,
. | ! l ｌ / / ,ｲ ! i ! l ヽ ',｀￣
. l | l ｌ ,/ 〃 ,/ /│ l j l│ ! l
ノ | ! │ | /_／/ ／/ / ,' ∧ / | / j ｌ│ 正解
ﾉ l ｧ| |尢/‐=乞t/ ／ /∠ﾆ｢厂! / ,/ / ﾘ
ｲ 八{´ｌ !|<f{矛:下 ' ｲ孑代ﾌ ｲ } /
. Vﾊ | r';;z j r';;zﾘ /}, '/／ そして、獄死した杣木朴平の息子が、
ヽ ', | ￣ , ￣ ﾁ' /
`ﾍ lヽ _ 厶 ./ 私の夫 犬江屋真兵衛（いぬえやしんべえ）
', {.代ﾄ､ , イ | /
＼_'i| ＞ ､ _ , イ/ V ｌ./
／ ヽj {｀ヽ ′ 彼は安房にいられなくなり、
. _ ／ ｢´ ヽ} ＼
_, -‐ ´ l‐--‐､ ＿ -‐ | ` ｰ- ､ 市川に来て漁師になり
. r＜＼＼ ヽ '´￣ ___ ｀ヽl| / /ヽ
y⌒ヽ ＼＼ V ￣ ＿ ｀ヽl| / / ∧ 網元といわれるまでに商売を大きくした
./ ヽ. ＼＼ ∨￣ ｀ヽ | / / / l
- 675 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:23:19 ID:wgdy2BeA
-
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u| 真兵衛さんは、那古家に負い目を
. /,'才.ﾐ). （__人__） ／
. | ≧ｼ' ｀ ⌒´ ＼ 持っていたのかお…？
／＼ ヽ ヽ
/, | /:: , l:: i::. }::ヽヽ::.ヽ ＼
.// .:! :| : /:::/:/::/i: /: !: }i:',ヽ:|
i,i .::| :|: :: !,/_ﾑ/_ l:/::: l:: !l::! i::! そう
. ! l .: : .::::| :i:.:: ﾚ',ｿ,＿/｀!::/i:/ i:! |
. !.:! ::. : .:.::/´', !::: | ! ヾ.i´:i｀ !/ / ! でも、古那屋さんが那古七郎の弟だということは、
i:l', :::::. :. ::. ::〈 ､'_ﾞil::::. |.| j_ｿ ﾞ､_
ヽヽ､:::::::::. :::.::::＼ニ',::. ii::! ﾉ 息子の房八が沼藺さんと結婚して、
ヾ､i::::l::::l::::',:| ',::. !',! ｨ´
i|ヾ:!:::i::::/ヽ ヽ. l 丶. / はじめてわかったこと
ﾉ /ii/lノ ヽ:r‐y┬ '
イ'"｀'‐- ､ / ヽl/ '
/ ＼__{ヽ､
／_,, -‐‐‐-- ,,_ ＼_,ヽ‐､
- 676 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:24:05 ID:wgdy2BeA
-
＿＿_
．〝´:::::::::::〝 `' ､ ＿
／:::::::: ＿＿___::::::::::::::＼ ／Ｏ ＼
Lr 二¨´-――-｀ﾆ￢､:::::ヽ |. ° |
_」-´,.．-―‐-―- ．｀ヽ｀ヽ:::〉 ＼＿,／
《:::．'´ : : :_: : : : : :｀ヽ ＼》' |
〉': : i_:_.厶彡｀X|_l: : :::::::＼冫 ／￣￣￣￣ ＼
,': : :十=…'圷≧ｧ:!: :.l: lﾄ､:i::ﾊ ／ ＼
|: : : :l: l Ⅵ弋oｿﾞ ﾘ乂ﾉi十）:. . / ヽ
Nﾍi､:Y|i: :|｀/// , fﾃｱ::::ﾊ / |
＿ヽﾙノ (__ノ､__ //∠::/ ＿＿ | ⌒ ⌒ |
r少爿f!|ﾄ》､ |/ ∠::ノ. ／⌒ ⌒＼ ヽ ⊂⊃ ､_,､_, ⊂⊃ /
ノ........{込 ＼|＞-r´‐<´::/ . ／( ●) (●)＼ ＼ /
_厶........{込 {{》o､f}~＼ ∨ . |:::::⌒(_人_)⌒::::| l三三三三三三三l.
匕´.......〃{辷 {{ﾘ|:|.》込. ｀ヽ､＿ ＼ ヽ_ﾉ ／ ./ ＿＿＿ ヽ.
ノ⌒ﾍ/..{迂 7/|:|'' 込. ﾉ Ｙ⌒ｒﾍ
房八 大八 沼藺
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
／ ヽ
/ :: ...:: ＼
／ ..::::. ＼
/ ..:::::.. :. :..＼ ｀
l ..:::::::::::::::.. :: :::ヽ :::..ヽ `､ 息子夫婦に大八が生まれ
l .. .:::::::::::::::::::::.l::. ::::::!:::::.. lヽ
! .:: ..::::::::::::::::::::::::::::::l:::. .::::::l:::::..lヽ､ 孫の左手が不自由なのを見て、
ﾉ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::.::::::::|:::::::l
,ｲ :::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::l::::}:::} 真兵衛は気に病んだ
| l : .:::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::l l /}ノ
!/ヽ :: :::::::::::::::::::::::::::::r､:::::::::::l/ 「これは悪縁ゆえのこと
ヽﾄ l .::.:::::::::::::::ﾉ:::::::::/ /:::::::::::l
', l :::::::/::::／:::::::,::/／|::::::::::; 那古家に対して、つぐないをしていない報いだ」 と
_ ____} ｌ .:::::::/／::::,ｨ / ! ,ｨ:::::::::,'
, /// ｬノ､! .::::::/::::/r'､ |/ , ' l/:::/ 心労のあまり死病にかかり、
i/// ｀-} ／}/ |:/ { ~ /:::/
| l l ::::::::::::｀..‐- ｀_､ /／ すべてを房八に打ち明けて、逝った
| | l :::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l l l :::::::::::::::::::::::::::::::＼
! l :::::::::::::::::::::::::::〃` ､_
- 677 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:24:36 ID:wgdy2BeA
-
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ｌ::.::.:.| .:.:.|:.:.:.:.:.l:.:.:.|:.:.:/:.:.:///＿入:_ヽ:.＼ヽ､:＜´l￣:|:.:.:.:.|:.ｌ:| ｌ|
|::.::.::!::.: |::.:.:.:.:.|:.:.:|／;:∠ｲ/´ ヽ＼:＼ ヽ、 ,.=キミ!:.:.:.//l/ ﾘ
. ｌ::.::.::.::.::l::.:.::.:.:.l／／ _, -=＝rミ＼＼:ヽ 个ｔｸ}〃 :;〃 /
. ｀､::.::.::. |::ｌ::.∠イ::.| ＜ V弋ｽ┤ ヽ └- ' ﾘ::/ /
｀､::.:: ｌ::|::.::.::.:|::.:ﾄ、 ヾﾆ-‐' イｨ′ 那古家に罪滅ぼしをして、
ll::.::.|::|::.::.::. |::.ｌヽ＼ /l:|
||::.::l::.|::.､::.::l::.｀､｀ヽ （__人__） ／::Ｎ わが子・大八に祟った悪縁を除く…
lﾄ､:ﾚﾍ::.|::.::.＼::ヽ、 ￣ ／::.::.;′
＼ ヽl::.::.::.::|ヽ:＞ 、 ／!::.::.: , 房八は、機会を待っていたにちがいない
|::.::.::.:l ｀ヽ､ ｀¨￢ｰ-‐'´|/|::.::.:/
ヽ::.::.:｢ ー- ､ ト､ !::.:/
／ヽ::.| ｀丶､|∠＼ |::/
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- 678 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:25:10 ID:wgdy2BeA
-
Ⅵ:.:.:|:.: ｉ:.:.:.:.:. ｌ:.i:.:.:./|:.:.:.:.:ｉ:.:. |:.: /:.:.／ !: :.／ /／ /'
|:.ｉ:.|:.: |:.:.: : /:,:|: / !:.:.:.:.ｌ:.:.:.|:.:.ｉ／ < / ／
|:.!:.|:.: |:.:.:.:/:/ ｌ:.| ｌ:.:.:.:.|:.:.: !:. ｌ '
|ハ|: ,:|:.: /:/ !:! l:.:.:.:.|:.:.:.ｌｌ: ｌ ,...:´ｉ そして今回、沼藺さんから話を聞いた
' l:/ |:.∧′ || !:.:.:.:|:.:.:ｌ ｌ ｌ ‐,-':.ﾊ: ｌ
.――く′|:′ ! :. :.:.:ｌ:. ｌ !:! /´:.: / } ! 古那屋さんが、犬塚という人を川で助けたこと
: : : : : : : : : ､ 〉:.:.!: |` ｌｌ /ｌ:.:.:./ j/
: : : : : : : : : : : : ､ / :. :.:. | ! ｀´ !:.:,' /' 顔が房八によく似ていること
: : : : : : : : : : : : : :＼ i :. : | ｌ:.i
: : : : : : : : : : : : :. :. :.＼! :. | !ｌ 破傷風にかかって命が危ないこと
: : : : : : : : : : :. :. :. :. :. :.＼ :| !
三≧=- ､: : : : : : :. :. :. :. :.ヽ 男女合わせて一升の血が、よく効くということ
三三三三≧ ､: : : : : : : : : : :<ｉ:ｉ:ｉ:ｉヽ
三三三三三＼≧: ､: : : : : : :.Ⅹｉ:ｉ:ｉ:ﾍ
- 679 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:25:40 ID:wgdy2BeA
-
＿＿＿
／ ＼
／:::::::::::::::: ＼ うーん
／:::::::::::::::: ＼
|:::::::::::::::::::::::: | それで、自分の命を役にたてる絶好の機会と…
＼:::::::::::::::: ／
| ::::::::::::::: | iﾍ 可愛い女房を犠牲にして… 小文吾を挑発して…
| ::::::::::::: ゝ__/
| :::::::::: /
（＿＿（＿＿ ヽ
/ ,＿/ ＿＿＿ノ
`ー' `ー'
‐ '"´￣｀ ｰ ､
＿ ,. -‐ ´￣｀ ｰ- ､
一 ' "´／: : : : : : : : : : : : : :.:.:＼
／ ／: : : : : :/: : !: i: : ヽ..:.:.:.ヽ
,. ' ／/: : : : :/ :/ : :/:./: :.!: : ;.:.:ヽ:.i わかってくれたかしら
-‐'´ /:.:/: : :/: /: /!: :/:,ｲ: :./: : :.}.:.:.:}:.:l
／: :/!: :.l.|/|:.:/ |:./|/ |: /!: :.l.:.l.:.:从:.l じゃあ、これで
∠ ﾍ: /:l人代ﾅ7'‐l/ 'l7十ト|/.:/:/:!::ﾄ､
／ 〈ｲ.l: :.lｲtx=ﾐ 彳=‐ｧri/:/:.∧| ＼
/.!:.ﾄ､lﾊ 廴 } 廴/ﾉ/r､:/ !
/ｲ|/l:.ﾄ:.ﾄヽ :. /／/ｲ/
- 680 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:26:26 ID:wgdy2BeA
- ＿＿＿_
／_ノ ヽ_＼
／（ ○）（ ○）＼ なんか、房八がかわいそうだお？
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼
| （ （ | 義侠心も行きすぎじゃないかお？
＼ `ー' ／
_ _＿＿＿＿
, ´ ｀ヽ
/ ヽ
. | , ｌ
|_＿ノ , ヽ､＿ | ちなみに「山林」は、もとの姓「杣木」の漢字を分解して入れ替えたもの
l（ ● ） （ ● ） |
. | l 木 山 ＋ 木 → 山 ＋木 木
l （_＿人 ＿__ ） ｝
| i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i |
| l'⌒ ^⌒｀ヽj | 「房八」は、ひっくりかえすと「八房」
. 丶 ヾ-======'. /┐
ヽ ｀ ⌒ ´ ﾉ.├ー─ヽ 「沼藺（ぬい）」は、ひっくりかえすと「いぬ」
／√ヽ──－´ ／ ノ ＼
＼＞ ▼ ＜￣／ ┌─┐
▲ ┌─-|_ ［］| これ、豆知識だろ！
■ │ 人 |
■ │┌──┐|
└ |＿＿ |
（ |
├── |
|＿＿ノ
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼ ｷｲﾁｬｲﾈｰｵ
／-=・=- -=・=-＼
／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼
- 681 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:27:07 ID:wgdy2BeA
-
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
| ,． ' "´￣ /
_ ⊥． '"´ /
〈 ,. - ────く
',:::::.:. , '"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::;i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＿
',::::::, ".:i.:.:.:.:.:.:.:i .:.:.:.:.:.:.:./:|i::::::::::::::l::i:.:.:.', ／Ｏ ＼
V:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.l.::::::::;::::/ハ:l:::::::::::.:|::|::.:.:.! | ° |
!:.:.:.:.:.:.:.|::::i::::::::|.:::::/.:// i:l::::::::::: |::!:::::::! ＼＿／
!::::::::::::::|:i::l::::::::|:フﾅナ'ｰ l:ﾄヽく::::l::l:::ﾊ:| /
ヽ:::::::::::|:l::l::::::::ﾚzr＝=ミ ﾘ rzﾄV/l/ ／￣￣￣￣ ＼
ヽ:::::::::|:|::ﾄ､:::::l ヽﾄｰｲｿ ﾋ1:::| ′ ／ ＼
ヽ:::::|:|::l:::',::::', ￣ ,' !:::| / ヽ
＼ﾄ､:ﾄ､:';::::',. (__人ﾉ::::| / ⌒ ⌒ |
ヽヽ::ﾄ:;::::L_ ,..イ::::::::/ | / / / ､_,､_, / / / |
,r一ヽヽ::::| ｀`7´ヽ:/1::/ ヽ {_,ﾉ /
ノ ＼:::|ー‐介ヽ l/ /⌒ヽ_＼ / /⌒i
_∠二ﾆヽ､. ':;| /:ﾊﾄ､＼ ＼ /:::::/;l三三三三三三三l / ./
厂 , '⌒ヽX､_ /:/i i::ﾄ､ ＼ /:::::/ |＿ ＿＿＿ ﾍ､__/
/ /.:.::::::::.:.ヽX_}､ l:/ i i:! l fﾍ ｀ヽ< | | | | ヾ:::彡'
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| ス テ ッ プ ワ ゴ ン | 三 =-=三=-
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「やる夫が八犬伝のあらすじをきくようです」
第七・五回 補足 「古那屋と犬江屋」 おわり
- 683 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:29:24 ID:wgdy2BeA
- 今日の投下分は以上です。
ありがとうございます。
古那屋のくだりは、かなり複雑なのを無理に縮めたので、
わかりにくかったらごめんなさい…。
- 684 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 21:30:47 ID:xUS68LXg
- 悲劇の夫婦なんだな
- 687 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/01(月) 21:39:32 ID:wgdy2BeA
- これからも、本編に入れ込むとテンポが悪くなる過去話などは、
こういう感じで補足していこうと思います。
やる夫＆やらない夫が出せて楽しいですし。
次回は、来週月曜日の八時に投下します。
捕われの荘助（翠）を救出せよ！
- 699 ：名無しのやる夫だお：2010/02/03(水) 23:38:30 ID:o017g9ls
- しかしこのスレの小文吾は強そうだなぁ
- 688 ：名無しのやる夫だお：2010/02/01(月) 21:41:41 ID:9MpvAnH2
- 誰からも愛されず、誰も愛さず
っていう毛野はもうそろそろかな・・・
- 690 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/02(火) 08:53:22 ID:Q/RbJpio
- >688
それは誰の毛野だろ？
仲間とつるんでキャッキャするタイプではないけれど、
人嫌いとか、ニヒルな人ではないと思うけどなー。
アレンジする人によって、色んな性格付けがされているんですね。
毛野の登場は、今月末くらいでしょうか。
まだキャスティングに迷いがありますが…。
- 691 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 18:28:05 ID:DEUFR.B6
- >>690
エロ新八犬伝の毛野
- 692 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/02(火) 19:26:23 ID:Q/RbJpio
- >691
ありがとー。ぐぐってみた。
鎌田版（映画版）ですね。
志穂美悦子の決めゼリフだったんだ。
映画、見た気もするけど印象薄くて…。
- 695 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 20:20:56 ID:kV6M69sk
- 698だがスマン。
俺も最初の里見八犬伝は角川映画で、次はファミコン版、その次に碧又ぴんく版、
その次が>>1の八犬伝だから
基本、全部間違った知識で知ってる・・・勉強になるわ
- 694 ：名無しのやる夫だお：2010/02/02(火) 20:13:56 ID:yZElEXN.
- 乙でした。
八犬伝って面白いね。
馬琴が現代に生まれてたら、
ラノベ作家になっていたに違いない。
- 696 ： ◆v9qeb3CV0A：2010/02/02(火) 23:18:01 ID:Q/RbJpio
- 伏姫の珠とか、因縁の八人とか、妄想を広げやすいよね～、八犬伝。
いろんなイメージがあっていいと思う。
私は小谷野敦とか高田衛の八犬伝の評論本から入りました。
そのあと風太郎、そのあとぴんく、かな。
今では、スレのために、岩波文庫の原文まで読んじゃってｗｗｗ
装飾過多で、本筋を拾うのがたいへんだけど、
源氏なんかよりはだんぜん分かりやすいね。
>694
外伝ばっか書いてみたり、別タイトルに入れ込んだりして、
早く続き出せよ！と読者がイライラする姿が容易に想像できますｗ
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投稿
＞俺も最初の里見八犬伝は角川映画で、次はファミコン版、その次に碧又ぴんく版、
返信削除＞その次が>>1の八犬伝だから
最初の里見八犬伝が児童文庫版の南総～な俺は
どうやらレアケースらしいな
最初の里見八犬伝が里見☆八犬伝だった私は…orz
返信削除同じく最初の八犬伝が里見☆八犬伝だったよ・・・
返信削除小学校か中学校の図書室に置いてあった漫画版(碧又ぴんく版では無い。児童文庫版かは知らん)→神八犬伝→里見☆八犬伝→ここ、な俺は…。碧又ぴんく版見たい。むしろ妖魔夜行の漫画版を見たい(こら
返信削除ところでなんでうぃきの八犬伝題材作品の項目に夢幻伝説タカマガハラが入ってんだ。勾玉がキーアイテムだからってせめて8個出てきてから言え。